IT企業と企業の社会的責任

 マスクの高額転売をわざと見過ごしたフリマアプリのモラルは、企業の社会的責任という観点で、IT企業を追求した記事だ。
 企業の社会的責任というのは、言い古されているが、重要な話だと思う。お金は儲ければいいというものではない。社会の役に立ってこその話である。
 そもそも、IT企業は、社会的責任という意味では、疑問を投げかけられている存在である。新しい産業にはよくありがちな話である。私が最も疑問に思っているのは、大手IT企業の税金のがれである。企業の社会的責任の1つに、法人税を支払い社会に還元するという大きな役目があるはずなのだが、モノがからなまい儲けのため、関税も払わずに済むし、税金の安い場所をダミーの本社にすることもできる。
 でも、そんなことをしてまで儲けて一体何になるんだろう?と思うのは、きっと平凡な人間の考え方なんだろうなあ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。