『Windows10』はいつまで続くのか?:開発用PCはなるべくWindows10でやっていきたい

 “Windows 11のすごさ”より重要な「『Windows 10』はいつまで続くのか?」問題という記事を読んだ。全く同感だ。プライベートのPCはWindows11にするつもりだ。でも、仕事で使っているPCは、ツールが動かなくなるとイヤなので、できる限りWindows10を使い続けたい。

ルネサスの評価基板:Pmodセンサーモジュールを展開するらしい

 最近、ルネサスの評価基板が変化してきたと感じていた。昔は、独自仕様の高価な基板が多く、この点で、安価でArduinoシールドなどを使えるSTマイクロにかなり負けているというのが印象だった。
 それが、少しづつ変わってきている。
 「ルネサスは宝の山」、ウイニングコンボの仕掛け人が放つ新たな戦略とはに、最近、同社が投入したクイックコネクトIoTについて書かれていたが、かなり本気のようだ。チップ自体はいいものが多いので、評価基板をうまく活用できるようにしてくれれば、と思う。

議論の基本:基本ほど難しいモノはない

 完璧なDRは存在しない、「議論の基本」で改善し続けるべしを読んで、基本ほど難しいモノはないと実感した。
 すぐにアクションプランを議論したがる人が多い。基本ができてないのだ。そもそも問題点がわかっていないのに、議論しているのである。
 私は、問題点を明確にするのに必要なことがあると思っている。それは、ありたい姿を明確にすることである。それと現実との差分が問題点だ。ありたい姿を言葉にできる人は、実は少ない。先日も、アクションプランから始まる改善計画を、あるマネージャーが発表していて、途中で聞くのがいやになった。全く何もわかっていないことが明白だったからだ。

IPv6:やっぱりv4が枯渇していることは確からしい

 スマホにIPv6アドレスだけを割り当てる、ドコモの大胆な施策は奏功するかという記事を読んで思ったことは、やっぱりIPv4アドレスが枯渇しているのは確からしいということである。
 ドコモがIPv6アドレス割り当てを推進する理由の1つが、IPv4アドレスが高価になっているということだからだ。枯渇してきているから値上がりしているのだろう。私が前職でIPv6関係の開発の仕事をしていたのは、もう20年くらい前のことである。一旦普及したアドレス体系というのは、級には切り替えられないということの典型だ。でも、早くIPv6へ移行すべきだと思う。今のIPv4の使い方は、どう考えてもだましだましとしか思えないからだ。