Interface 3月号の特集は「マイコン試作&学習 MicroPython教科書」:その通りの特集記事

 Interface 3月号の特集は、マイコン試作&学習 MicroPython教科書。MicroPythonは組み込み向けに作られたPythonのサブセットである。サブセットといいながら、組み込みで使うには十分な仕様である。
 製品開発には、組み込みでは、今でもC言語が主流だろう。でも、ちょっとした実験とかで、C言語で書いて、デバッガでデバッグして、というのは、面倒だ。そんな時は、インタプリタであるPythonでちょっと動かしたいというのは、よくあることだ。
 そんな時には、本特集が役に立つだろう。

開発テーマを点数評価するのは無理だ

 「ゾンビテーマ」を温存しようとしていないかは、前職の研究所時代に経験した。研究所というのは、テーマの評価が難しい。技術で儲かるわけではないので、必ず、その技術が生み出すであろう商品やサーボスを語る必要があるからだ。でも実際には難しい。
 ただ、経営層は、その難しいことを、点数評価したがる。私の経験でも、点数で評価しようという試みが何ともなされ、ことごとく、時間が経過すると試み自体が消滅した。

東電の値上げはきつい

 東電、3割値上げを申請 平均家庭で月2611円負担増える見通しは、ちょっと厳しいなあ。光熱費は固定費に近い。節約しようとしても、なかなか節約できるものではない。もともと、エアコンの温度設定は控えめにしているし、できる限りこまめに電気も消している。だから、これ以上節電は難しい。下手にエアコンをけちるとからだに悪い。
 それにしても、3割とはねえ。定年後の薄給の身にはこたえる。年金生活の人なら、余計にこたえるだろう。

アメフトの試合を見に行った

 東京・国立競技場で開催されたアメリカンフットボールの国際親善試合を見に行った。まあ、特に日本を応援しているわけでもなく、実際の試合を見に行きたかっただけなのだが、思った以上の面白かった。いつもTVで見ているNFLのレベルが、どれだけ高いのかも実感した。実際には、ロングパスってそれほど決まるものではないのだなあ、とか・・・。

メーカーがソフトウエアで差別化できるか?

 CES 2023の展示から見えた韓国サムスンとLGの変化、ハードからソフトへシフトによると、韓国メーカーもソフトへシフトしてきているという。まあ、ハードウエアで特徴が出せなければソフトにシフトするしかない。ただ、メーカーの場合、ソフトの競争は難しい。スマホアプリとかだと、お試し無料で、継続して使うなら有料で、という事が可能だが、ハードウエア上に搭載されたソフトはそうはいかない。ハードウエアを買いたいと思わせるソフトウエアが必要なのだが、どうなんだろう・・・。結構、難しいと思う。

トランジスタ技術2月号の特集は700号記念第2弾】世界が広がる!プリント基板作りのススメ」:現役技術者にも役に立つであろう技術記事と、昔からの愛読者が思い出に浸れる広告プレイバック記事

 トランジスタ技術2月号の特集は、「【700号記念第2弾】世界が広がる!プリント基板作りのススメ」。プリント基板特集では、CADやガーバーなどの、ツール寄りの話になりがちであるが、今回の特集は、実際の配線テクニックが解説されているので、プロの技術者にも参考になる。
 別冊付録1の保存版 オシロとプローブ 正しい波形の測り方は、オシロスコープの使い方を簡潔に学べる。この手のことは、意外にOJTでしか学べないので、間違った使い方をしている技術者も多い。
 昔からの愛読者にとって、最も興味深かったのは、トランジスタ技術 広告プレイバックだ。トランジスタ技術といえば、豊富な広告である。広告も1つの情報入手手段だった。なつかしい広告が再掲されていて、面白い。そういえば、こんな会社があったなあ、という思い出に浸ってしまった。

休日の急な呼び出し:呼び出した本人は反省がない・・・

 昨日、休日で昼食を食べようと思っていたら、現場で休日対応中の担当者から電話がかかってきた。ちょっと問題が発生したので、来て欲しいという。
 正直な話、こういう対応が一番いやである。そもそも、いきなりである。急に出て行く必要がある。本人は、もともとの予定だったからいいが、こちらは予定外だ。そもそも、わざわざ休日にやらなくてもいい仕事なのに、気があせって休日にやってしまって、問題を起こすという、よくありがちな話である。実力のない担当者ほどやりがちで、本人は休日まで頑張っているんだからということで、他の人間を巻き込んだ反省はない。困ったものだ。

遅い時間の会議は本当に嫌だ

 今の会社は、営業主体の中小企業である。そうすると、定時内は営業に出ている人間が多く、必然的に打ち合わせは定時以降になる。製造業だった前職と比較して、最もいやな部分がここである。
 定時以降は、自分の仕事の区切りをつけるための時間にしたいのに、会議でつぶされる。それも、つまらない会議が多い。時間に対して、甘いのだ。

CESがリアル開催

 CESが3年ぶりの本格リアル開催、ラスベガスに活況再びという記事を読んで、3年ぶりか、と少し驚いた。CESに参加したことはないが、ニュースは必ずウォッチしていた。少し影響力は衰えたとはいえ、やはり技術の最先端であることは確かだからだ。モノに関わる新製品は、やはり実際に見て、触ってみないとわからない部分が多い。