なぜなぜ分析ができる職場がうらやましい:そもそも仕組みというものがない

 「なぜなぜ分析」の狙い 不具合対策は仕組みの改善までは、前職なら納得の内容である。でも、転職して今の職場では、こういう議論ができる職場がうらやましい。今の職場は、開発の仕組みすらないからだ。開発は、全て、属人的である。回路図と部品表しか残っておらず、設計ドキュメントは何もない。流動の激しい職場なので、設計者は残っていない。何とか、まともなドキュメントを残そうよ、と言っているのだが、忙しいから、で終わりである。

逆ポーランド電卓:HPの関数電卓が逆ポーランドだった

 超コンパクトな逆ポーランド電卓が自作できる工作キットが登場って、そんな用途あるんだろうか?
 逆ポーランドの電卓というと思い出すのは、HPの関数電卓である。高校の物理の教師が持っていて、逆ポーランドという不思議な入力方法を教えてくれた。後から自分で電卓のソフトを書いてみると、逆ポーランドは、スタックを使ってきれいに実装できることがわかった。そんな思い出がある。
 でも、今でも逆ポーランドの電卓を使っている人はどれだけいるんだろう?少なくとも、私は、逆ポーランドの電卓は買ったことはない。というか、そもそも関数電卓そのものも30年以上買っていない。その30年前の関数電卓が今でも現役で使えている。
 普通の電卓は、何度も買い替えているのに、この関数電卓だけは動いている。

無線LANの脆弱性「FragAttacks」:フラグメンテーションに脆弱性があったとは

 Wi-Fiデバイスのほぼ全てに影響 無線LANの脆弱性「FragAttacks」とは?https://techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/2106/19/news01.html#utm_medium=email&utm_source=tt-monthly&utm_campaign=20210713という記事を読んで、フラグメンテーションに脆弱性があったということに驚いた。昔からある仕様で、そんなところに脆弱性があるとは。
 通信技術そのもののスキルと脆弱性関連のスキルはかなり異なる。どちらもカバーできる技術者は希であろう。こうしたことに、対応していくことは、難しそうだ。