ブラックアウトを防ぐための計画的停電

 先日の地震で、千葉の私の自宅も停電した。窓から外を見ると、駅の周辺は停電していない。広域停電でないので、復旧工事の手配もできるだろうから、最悪1日もあれば復旧するだろうと思っていた。そうしたら、夜中に復電していた。送電線が切れたにしては、素早すぎる。何が起きていたのだろうと思っていた。
 首都圏でなぜ停電?広域「ブラックアウト」防ぐための意図的措置だった を読んで納得した。送電線が切れたとかの物理的な停電ではなく、意図的に停電させたから、電力供給が確保できたら意図的に復電できたということだ。私の自宅は住宅街なので停電になり、駅周辺は停電にならなかったわけだ。納得である。
 ブラックアウトで広域停電になったら大変だった。マンションで停電すると水も出ないので、ちょっと不便だったが仕方ない。

多機能トイレの事故:電気ケーブルが未設置とは・・・

 駅トイレで男性倒れる、非常ボタンや自動通報装置に不具合というニュースを読んだ。電気ケーブルが未設置だったという。つまり最初から通報装置は動いていなかったわけだ。ケーブルが接続されていないのだから。
 機器の故障とかならわかるが、ケーブルが最初から接続されていなかったということは、誰も、この通報システムの確認素していなかったということである。ちょっと考えられない。
 機器設置時に、機能確認するというのは基本だ。それは、工事会社も、駅の設備担当者も、どちらもやるべきことであり、どちらかが実施していれば見つかったはずだ。ということは、どちらもチェックしていなかったということだ。
 ここを、もっと重要視すべきだ。仕事をしていない、ということなのだから。

HarmonyOS:自動車でも使われる

 ファーウェイをAndroid OSから切り離したが、ファーウェイは独自のHarmonyOSを開発した。Androidから中国企業を閉め出すことで中国の地盤沈下を狙ったのだが、かえって独自技術で巻き返されることになるのではないか、と思っていた
 HarmonyOSで動く自動車が中国で登場! 航続距離は1242kmで価格は約450万円を読んで、その懸念が当たっているのでは?と思っている。いくら技術があっても市場がなければ技術は育たない。技術がなくても、市場があれば、技術は育つ。技術というのもの、そういうものだろう。

3回目のワクチン接種:副反応が大変だった

 先週の日曜日、3回目のワクチン接種を受けた。3回目ともファイザーだ。
 その夜の夜中、寝ている最中に悪寒がして目が覚めた。熱を測ってみると、38℃を超えていた。慌てて解熱剤を飲んだが、翌朝も熱が下がらず、結局、その日はずっと38℃以上の熱で、1日中寝ていた。
 1回目の接種は大したことはなかった。2回目は少し微熱が出た。3回目は、本当に大変だった。4回目接種もするという話だが、今から憂鬱だ。

ルネサスがRISC-Vコアのマイコン:大変だろうなあ・・・

 ルネサスが初のRISC-Vコア集積MPU、ArmコアMPUとピン互換を読んで、なかなかマイコンメーカーも大変だなあと思った。もともとルネサスは、自前のマイコンコアを持っていた。持っていたという表現は失礼で、たぶん、今でも主流は、自前のマイコンコアだろう。
 時代に趨勢に合わせて、ここ2~3年、ARMコアを積極的に展開していた。たぶん、2019年末に発売されたRAファミリが最初だ。それが例の、ARMのM&A問題で、RISC-Vもやるという。RTOSやLinuxベースの開発であれば、ソフト開発者にとっては、マイコンコアは別に何でもかまわない。でも、マイコンそのものを開発している開発者にとっては大変だろうなあ、と思う。

境界値テストの重要性

 前回、Firefoxほどのソフトウエアが大文字ー小文字という昔からあるバグでハングアップしたという話を書いた。
 先日、ソフトウェア品質を高める開発者テスト アジャイル時代の実践的・効率的なテストのやり方という本を読んでいたのだが、最も重要な開発者テストは、境界値テストだと書いてあった。これって、昔からある話ではないか・・・。アジャイルなんて用語が全くなかった時代から、境界値テストはやっていた。時にループで間違いやすいからだ。
 結局、開発手法は変わっても、昔からある典型的なバグは残り、昔から有効だったテストは今も有効なのだろう。
 プログラミングの基本は変わらない、ということかな。進歩はしているのだろうが。