在宅勤務の日々:エアコンが故障

 在宅勤務で使っている部屋のエアコンが故障した。この暑いのに大変である。
 仕方ないので、リビングで仕事をしたが、開発ボード一式はエアコンが故障した部屋にある。開発以外の、文書を作る仕事に切り替えた。こんなことになるとは、本当にまいった。連続試験をしている基板には、いいストレスになったかもしれないが、人間には困る。温度計を見ると33℃だった。

Amazon.co.jpからのメール:嫌になってくる

 Amazon.co.jpから「回复: あなたのアカウントは停止されました」というメールがきた。でも、実際の発信元のアドレスは、cnドメインからになっている。明らかにさ技メールだ。本当にいやになってくる。メールの内容は、このまま放置するとアカウントが削除されるので、24時間以内にこのリンクへクリックしろということだ。これで、アカウントIDとパスワードを盗もうという魂胆だろう。

在宅勤務の日々:開発環境のコンパクト化

実際の開発を在宅でできる最大のポイントは、開発環境がコンパクトなことだろう。
まず、基板のサイズだが19インチラックに収納する機材を開発しているので、なんとか自宅の机の上に置くことができる。かつ、最近のデバッガは、JTAGデバッガなのでコンパクトだ。しかも、PCのパワーがあるので、ノートPCでもビルドできる。まあ、ディスプレイはさすがにノートPCの画面では開発する気がせず外付けが必要だ。あとは、USBハブくらいが必要というところか。

在宅勤務の日々:60歳を過ぎて初めて在宅勤務を経験

まさか、自分が在宅勤務をすることになるとは思わなかった。前職は大企業だったので、数年前から在宅勤務のトライをしていた。でも、自分には関係ないと思って、断固として在宅勤務は避けていた。
でも、今や、在宅勤務できる仕事は、できる限り在宅勤務をするというのが時代の趨勢である。現職は中小企業なのだが在宅勤務ができるので、仕方なく在宅勤務をはじめて4ヶ月ほどになる。この間、やってみてわかったことも多い。とはいえ、60歳を過ぎてまで、在宅勤務をやることになるとは、思ってもみなかった。

日本版シリコンバレーに必然性はあるか:難しいところだなあ

 あえて問いたい「日本版シリコンバレーに必然性はあるか」は、なかなか言いにくい真実が含まれていると思う。
 私は、今の政府の政策が、シリコンバレーに追いつけ追い越せ政策であるとすれば、やめた方がいいと思う。日本は、所詮は、約1億人の人口の国だ。中国や米国と、全ての領域で競争するのは不可能だろう。最も追いつけたのは、自動車産業と電機産業だった。でも、これって政府の後押しのおかげなんだろうか?ホンダが、自動車産業に参入することを政府が妨害していた、という汚点すらある。
 お役人の考えるストーリーでなく、民間が自発的にやろうとしていることを邪魔しないことが、政府にできる数少ない施策のような気がする。国主導のプロジェクトで、うまくいったためしがない。

日本企業にだってチャンスがあったはず:確かに

 Zoomの爆発的普及を不思議がらない不思議、だから「千載一遇」を生かせないは、本当にごもっとも、という内容である。確かに、たかがネット会議である。日本の企業にだって、作れる技術はあったはずだ。でも、ビジネスチャンスと思ってすぐに市場参入しないから、結局は、日本企業の製品は何も使われていない。こんなことで、GAFAに対抗するなど無理だろう。

久しぶりに出勤すると本当に暑い

  コロナの影響で、基本、在宅勤務である。組み込み業務だが、開発基板を自宅に持って帰ってデバッグしている。とはいえ、1~2週間に1回は出社しないとできない業務がある。昨日が、その日にあたって、出社したのだが、本当に暑かった。それと、マスクをしないといけないのも辛かった。

久しぶりに古い開発装置を使う

 転職してから、PIC32で開発をしていた。ちょっと、事情があって、古い製品のソフトを必要があった。どのくらい古いかというと、開発装置にROMライターがついていた。こんな開発装置を見るのは、本当に久しぶりである。74C256というのは、昔、使っていたことがある。でも、本当に昔だ。
 開発装置との接続は、RS232C。しかも25ピンDSUBである。
 だが、この開発装置のソフトは、Windows10でも動いている。大したものだ。

パワポ、エクセルで使える回路図記号:ちょっとした報告書に便利

 ちょっとしたプレゼンや報告書に回路図を載せたい時がある。それが、既にある回路の一部ならいいのだが、そうでないこともある。その回路が、たとえば、部品3個程度なら、一々、回路図ツールを使って入力し、パワポやエクセルに貼り付けるのは面倒だ。電気用図記号パーツ(パワーポイントフリー素材)は、そのちょっとした要求にこたえてくれる素材である。便利に使わせてもらっている。

どうしてチャンスにはいつの設計変更が伴うのだろうか?:明言だなあ。実際には腰痛も伴うよ・・・

 テスト駆動の本を読んでいたら、「どうしてチャンスにはいつの設計変更が伴うのだろうか?」という文があった。思わず笑ってしまった。
 B2Bの機器を開発している開発者なら、一度は経験したことがあるだろう。
 営業から話がある。ちょっとした仕様を追加してくれれば、XXX台売れるという。その仕様追加は、確かにソフトウエアでできそうだ。チャンスには、設計変更が伴うのである。でも、組み込み機器の場合、もっと悲惨な話が追加される。
 「納期は?」「今月中。ソフト変更だから大丈夫だろう」
 はい。ギリギリ大丈夫です。ソフト変更は。でも、ソフトができるのは、たぶん納期ギリギリだ。この製品は、後でファームウエアをアップデートするようにはできていない。基板にあるJTAG端子からファームを焼き込み必要がある。かくして、ソフトができてから、納品日まで、あと1日という時に、せっせとファームを焼き込み、筐体のネジをしめ、箱に梱包するという作業をするはめになる。納期前の1日というのは、大抵、休日なので、工場メンバーではなく、休日出勤に慣れている開発者がこの作業をやることになる。
 やったことがある人なら理解できると思うけど、この手の慣れない仕事をすると、大抵、腰を悪くする。なので、チャンスには設計変更と腰痛が伴うのだ。