ルネサス社の開発環境がVS-Code対応に

 ルネサス社のマイコンの全ラインアップに対応するMicrosoft Visual Studio Code(VS Code)向けの拡張機能を提供によると、「あの」ルネサスが、VS―Codeに対応したらしい。長年、自社の開発環境でやってきたが、そうはいなかい、ということなのだろう。マイコン単体でよりも、マイコンとPCとで何かシステムを作り上げるというようなことが多い。そうなると、開発環境が同じ方が楽である。VS-Codeが使いやすいかどうかは、わからない。個人的には、そんなに良い開発環境とも思えないが、共通化するということだけでも、大きな意味があるようにも思う。

Web会議の進化の本命は、高音質化

 会議の参加者が全員社内にいても、会議室に集合せずWeb会議をすることがある。それほどWeb会議は便利だ。TeamsのWeb会議は高音質化で”古き良きあれ”に近づく?によると、Teamsは高音質化のための改良をやっているようで、うれしい。デジタルツールは、すぐに高機能化の方向に進む。でも、Web会議の本命は、高音質化である。頑張って欲しい。

3D PDFを初めて知った

 PDFはいつも良く使う。特別なツールなしで、wordなどからもPDFが生成できるようになってから、社外に出す資料はPDFで、というのも定番だ。
 でも、3D版があるのは知らなかった。機械系の技術者には常識なのかもしれないが。3D画像が、ツールなして、PDFビュアーで見れるのである。ちょっと感激だ。難しい操作を知らなくてもいい。ただ、3D PDFが生成できるツールは、まだそんなに多くないらしいが。

ソフトウエアテスト自動化の教科書:基本的な考え方が学べる

 テスト工数を削減したいというのは、ソフトウエア開発で大きなニーズの1つだとおもう。その手段の1つがテスト自動化ということで、ソフトウェアテスト自動化の教科書 〜現場の失敗から学ぶ設計プロセスという本を読んでみた。
 内容は基本的なもので、この本を読んだから、すぐに自動化にとりかかれるかというとそうはいかない。それは、当たり前で、自動化というのは、手動でやっていたソフトウエアテストを単に自動化するだけのものだからだ。そもそものテストのバリエーションが広いのでそれを自動化する方法は、それぞれの現場で工夫するしかない、
 この本を読んで最も参考になったのは、自動化の最大の目的は、デグレの防止である、ということだ。デグレ防止のためのテストを自動化することで、結果的に、新しいリリースごとにデグレが防止され、品質は上がる。でも、新しい機能は、やっぱり最初は、手動でやるしかない。その手動テストの中で、自動化でき、自動化することで工数削減できる部分だけ自動化する、という当たり前のことを、あらためて認識した。
 もう1つは、テストをスクリプトで書けないと、結果的には、自動化できないという指摘である。プログラミングなしで使えるテストツールは結局は使いものにならない。確かに。
 テスト項目を整理して、自動化できるものをピックアップして、PYTHONでテストスクリプトを作るところから始めようとおもった。

言行不一致にもほどがある:Word 2007を使っているセキュリティ機関???

 PDFでセキュリティー機関の情報が漏洩、47カ国調査で分かったお寒い現状にはあきれてしまった。今でもWord 2007を使っているセキュリティ機関があるらしい。ソフトの更新はセキュリティ対策の基本だ。それを、セキュリティ機関が守れていないなんて。
 まあ、営業自粛をさせておきながら、夜遅くまで大人数の宴会をやる厚労省の役人もいることだから、こんなものかもしれないが。
 あと、この記事でびっくりしたのは、PDFファイルに属性情報を残すことの恐ろしさである。思ったよりも、いろんな情報を公開してしまうようだ。

Publisherを使うとマウスがおかしくなる:日本語サイトでは解決できていないがマルチディスプレイで使っているのが原因

 会社のPCはOffice365が入っている。とぃうことで、ちょっとPublisherを使ってみようかと思ったら、マウス操作ができない。ネットで調べるとpublisherでオブジェクトが勝手に移動するが出てきたが、解決できていない。実は、英語サイトには掲載されていてPublisher – the cursor keeps jumping around and moving objectsマルチディスプレイの問題であることがわかる。
 日本語サイトの方にもこの情報を教えてあげようかと思っても、スレッドがロックされていて投稿できない。
 でも、ノートPCだとマルチディスプレイで使っている人が多いと思うので、これはバグだろうなあ。Publisherなんて使っている人はほとんどいないだろうから問題ないのだろうけど。

PowerPointを立ち上げる前に手書きで構想:まあ私はそうしているが・・・

 資料作りが苦手なエンジニア、「手書き8割のルール」を意識しようという記事は、え?という表題である。何か資料を作るときに、すぐにPowerPointを立ち上げるのではなく、手書きできっちりと構成を考えてから、最後にPowerPointでまとめよう、という記事だ。
 私のように、子供の頃にはPCが存在しなかった世代は、手書きが慣れている。修士論文も手書きだった。だから、何か資料を作る前に、手書きで考えてメモを必ず作る。でも、これは、デジタルネイティブ世代でないからだと思っていた。
 この記事では、手書きで考えることを奨励している。そんなものなのだろか?

スクリーンショットのツール:Snipping Tool と切り取り&スケッチ

 Windowsで提供されているスクリーンショットのツールSnipping Toolを起動すると、切り取り&スケッチを使ってみる」という画面が出てくる。どうやら、今後は、この切り取り&スケッチという長ったらしい名前のツールに移行するみたいだ。
 で、使ってみたのだが、使い物にならない。私の画面設定では、切り取る前の画面が暗くなりすぎて、切り取り領域を指定できないのである。Snipping Toolの時よりも暗くする必要があったのだろうか?

これは怖い:コンパイラの汚染

 セキュリティ対策は、今や大きな課題である。http://ascii.jp/elem/000/001/858/1858028/?mlは、そんな話題の中でも、かなり怖い話だ。バックドア付きのコードが入り込んでしまうコンパイラの話である。汚染というのだそうだが、汚染されたコンパイラで開発したコードは、全てバックドアがしかけられてしまう。コンパイラを疑うことは通常ないので、知らない間に、そうなってしまう。これは、本当に怖い話だ。