美術コンテストに「AIが自動生成した画像」とは名乗らずに出品…あっさり優勝したクリエイターが語ったこと という記事に載っている優勝した絵画の写真は驚きである。これをAIが自動生成したとは・・・。そういう時代なんだなあ・・・。
月別: 2023年2月
人間がAIに勝つとニュースになる
囲碁で”人間が”AIに勝利という記事を読んだ。人間がAIに勝つとニュースになる時代なんだなあ、と実感。いづれは、昔は人間がAIに勝っていた時期もあったというのは、忘れ去られるに違いない。
島津製作所子会社による悪質不正行為:確かにひどすぎる
「タイマーで故障を偽装し部品を売る」島津製作所子会社による悪質不正行為の全容という記事は、本当にこんなことが行われていたのか、と驚いた。少し引用する。
熊本県内の5つの医療機関に納入したX線装置の保守点検の際に、電力供給回路に不正に外付けタイマーを取り付けた。このタイマーを作動させることで、一定期間経過後に意図的にエラーを発生させてX線装置が故障であるかのように装い、保守(補修)部品の交換を有償で行っていたという。
ここまで露骨な不正はない。不正と言うより、詐欺なんじゃないかと思う。思いついたとしても、普通なら絶対にやらない内容だ。こうした不正に走ってしまった会社の状況とかも分析されていて興味深い。
忙しい年度末に有休を取らせる
有休取義務で、部下に最低5日の有休を取らせる必要がある。年度末なので忙しい。だから取れないというメンバーが多い。だから、年度初めに、スタートダッシュで取っておけと言ったのに、と思う。この有休取らせる仕事ほど、つまらない仕事はない。みんな、社会人なのだから、計画的にやれよ。いちいち上司がプッシュする話でもないだろう、と思う。
スマートホームって標準があってもニーズがないような・・・
スマートホームのゲームチェンジャー「Matter」とは何かという記事を読んだ。いろいろと検討されており、プレイヤも揃っていて、確かにゲームチャンジャーに見える。でも、そもそもスマートホームって何?というところが解決されなければ、単に、うまくできた標準があるというだけになる。スマートホームのような話は昔からあるが、結局は普及していない。結局はニーズがないのではないか?
トランジスタ技術3月号の特集は「そろそろやるか! ラズパイガチ製作」:SF小説が付録に!
トランジスタ技術3月号の特集は、「そろそろやるか! ラズパイガチ製作」。ありきたりな製作記事ではなく、ICの故障・真贋チェッカや2D磁気ビュー・カメラなど、何だ?と思わせるような製作記事が、さすがに本誌である。
付録は、何とSF小説。「トランジスタ技術の圧縮」と、その続編「続 トランジスタ技術の圧縮―新たなる旅立ち」。後者は、この付録が初出である。かつて、広告で分厚かったトランジスタ技術を本棚に収納するのに、広告を切り取って収納していた。その頃の話を題材にしたSFである。かつての私も、やっていた。今では、広告も少なくなり、そのまま本棚に入れているが・・・。
MSJの開発中止:コンコルドの二の舞は避けれられた・・・
1兆円規模投じた国産ジェット旅客機「MSJ」開発実らずというニュースは、なかなか衝撃である。まあ、あれだけ遅延したプロジェクトである。今さらうまくいかないだろう。それにしても1兆円とはねえ。サンクコストとしては、恐ろしい金額である。とはいえ、サンクコストとして有名なコンコルドの二の舞にならずにすんでよかったというべきなのだろう。
初任給5万円UP
三井住友銀行が初任給5万円引き上げへ…みずほも検討は、かなり衝撃的な内容だ。5万円UPはすごい。もう一つすごいのは、初任給の引き上げは2007年以来16年ぶりという事実である。いくらデフレだからといってねえ。ちょっと、労働者をバカにしてない???
公衆Wi-Fiサービスでの偽アクセスポイント:こんなに簡単にできるとは
公衆Wi-Fiサービスが危険な理由、「悪魔の双子攻撃」に注意という記事の中で、偽のアクセスポイントがいかに簡単に作れるかが説明されている。まあ、実際には、正規のアクセスポイントの近くに偽のアクセスポイントを設置する必要があるので、作るのは簡単だが、有効に機能させるのは、実は難しいだろうが、本当に悪意があれば簡単にできてしまうのが恐ろしい。
CとC++は違うよなあ、確かに
C/C++からの移行を促すNSAのガイダンス、C++生みの親Stroustrup氏が見解表明という記事の中で、「CとC++を同類視してC/C++と表現している」「多くの人は『C/C++』という架空の言語の話題を持ち出し、C言語側の弱点にばかりスポットを当てて話を進める。」というStroustrup氏の発言があった。確かに、CとC++を同じようにくくるのはよくない。C++がCから派生した言語であることは確かだろうが、今や全く違う言語体系になっている。