ルネサスの顧客サポート:かなり充実しきている

 ルネサスは海外メーカーと比べて、評価ボードがないマイコンも多く、検討のためのハードルが高かった。ところが、以前も書いたのだが最近少しづつ変わってきた印象があった。ルネサスが顧客獲得にあの手この手、営業下手の過去と決別なるかを読んで、その理由がよくわかった。モノはいいのだから、頑張って欲しい。

開発環境はシンプルが一番

 開発環境をEclipseに戻したという話を前回書いた。この際なので、バージョンを新しくしようと思った。今使っているのは、C、C++、Pythonである。サイトを見ると、これ以外にJavaなど全部含まれるバージョンがあったので、それを選んだが、失敗であった。使わない機能が、メニューに一杯出てきて、目障りなのだ。
 やっぱり、まず素のEclipseを入れて、それぞれのプラグインを地道にインストールして使うことにした。面倒だかといって、使わない機能までインストールするのはよくない。

Visual Studio Codeへの乗り換えをやめてEclipseに戻る

C#を使いたい時は、Visual Studio一択であろう。CとC++も、マイクロソフトのコンパイラを使うならVisual Studioがいいのだろう。
でも、都合により、CとC++はGNUを使う必要があった。この開発環境は昔Eclipseを使っていた。だが、できるだけ開発環境の操作感を統一したかったので、Visual Studio Codeへ乗り換えようと、数日トライしてみて、やめた。
マイクロソフト純正のVisual Studioの使い勝手は素晴らしい。でも、GNUを使いたいとなると、Eclipseの方が一日の長がある。結局、Eclipseを使い続けることにした。

ルネサスの小規模FPGA:DIPパッケージを出してくれないかなあ

 ルネサスがローエンドFPGA市場に参入、価格0.5ドル以下で開発ツールも無償という記事を読んだ。最初に出荷されるのが、LUT(ルックアップテーブル)が1000個のものだという。
 このLUT個数だと、FPGAというよりも大規模PLDのレベルだ。だから不満というのではない。最近、手頃なPLDが生産中止になっているので、この規模のものが欲しかったので、非常に興味がある。
 仕事だけでなく、個人でも使いたいので、できればDIPパッケージが欲しいなあ。そうしたら、いろんなことに使えそうだ。まあ、今やマイクロチップ社以外にデジタル製品のDIPパッケージを出してくれるメーカーはないだろうから、無理な願いだろうけど。