Interface5月号の特集は「C/C++後継モダン言語の研究」:数少ないRust言語の組み込み応用がわかる

 Interface 2020年 05 月号の特集は「C/C++後継モダン言語の研究」である。主役はRustだ。
 組み込みの世界では、C/C++が現役である。というか、今でもC言語が主流である。さすがに言語仕様が古く、新しい言語を、と思っても、世の中で出てくる新言語はWeb系やAI系たおいう状況が続いている。そんな中、OSも記述できる言語として登場したのがRustだ。でも、新しい言語への期待はあっても、日本語で読める技術書があまりない。
 そんな中、実際にSTマイコンでの実装も含めた特集記事は、組み込み技術者が勉強するのに格好の参考書である。まあ、実務で使えるようになるには、まだ時間がかかるんだろうけど、C言語での開発に不満がある組み込み技術者は、是非とも手にとって欲しいと思う。