高機能なFPGAボードはFPA単体で買うよりも安い

 幅広い用途に対応したFPGAボード「Ultra96-V2」の真価に迫る! という記事を読んで、このボードに搭載されているFPGAの仕様のすごさとボードの小ささに感心した。これだけ高機能なFPAになると、AIとか画像処理とかの用途でないと使いこなせないだろう。私のように、Verilogでソースを書いて、というような程度では、全くおよびでない感じである。
 これだけ高性能なFPGAって、いったい、いくらするんだろうという下世話な興味で、Digiを調べてみたら、何と4万円以上。ボードの価格が29800円だから、単体でFPGAを買うとボードより高い。
 まあ、これだけ高機能なFPGAを1個だけ買うというようなケースはたぶんないだろうなあ。ちょっと買って、基板を作って、ちょっと試すというような気安く使えるようなデバイスではないし。