AP同士も無線で接続するWi-Fi技術:どこまで実用的なのだろう

 AP増設工数を10分の1に削減、アライドテレシスが無線LAN新技術を発表は、本当に実用的だったらうれしい技術だ。同じような技術に、こちらはWi-Fiアライアンス規格であるWi-Fi EasyMeshがある。こちらは、標準規格になりそうだというので、少し調べたのだが、ホーム用にはいいが、オフィス用でどこまで実用的かは少しわからないという印象を受けた。提案された技術は、オフィスでも使えるものなのだろう。本当に有効なのなら、是非ともWi-Fiアライアンスの規格にしてほしいものである。

「WPA3」登場から10カ月で脆弱性見つかる:やっぱりセキュリティ技術は難しい

「WPA3」、登場から10カ月で脆弱性見つかるは、ちょっと驚きである。セキュリティを重視して、優秀な人たちが作り上げた技術であるにもかかわらず、たった10か月で脆弱性が見つかるとは。
 やはり、セキュリティ技術というのは、本当に難しいなあ、と実感する。

トランジスタ技術5月号の特集は「PSoC基板で回路遊び」:久しぶりのPSoC特集

 トランジスタ技術 2019年 05 月号の特集は「PSoC基板で回路遊び」。本誌で久しぶりのPSoC特集である。PSoCは、非常にユニークなチップで、チップ内に回路コンポーネントが入っていて、それをコンフィグできる。デジタル回路ならFPGAが大規模にこれを実現しているが、PSoCは、そのコンポーネントにアナログ回路が入っているのがユニークなのである。
 ユニークなのだが、実際に、どこまで使いこなせるかといいうと難しい。特に、製品で使うには、あまりにもユニークすぎる。でも、いろんな回路を勉強するには、ぴったりである。入っているコンポーネントは、汎用的なので、なるほど、こう使うのか、ということが学べるからだ。
 久しぶりのPSoC特集であるとともに、久しぶりの付属基板付きでもある。

PI32はMIPSだが別に意識はしない

 今、PIC32を使おうとしている。PIC自体は、昔から使われている便利なマイコンである。ちょっとした回路を組むよりも、PICで、という用途に使われてきた。
 PIC32は、マイクロチップ社のマイコンの32ビット版で、今までのPICコアとは全く互換性のないMIPSコアである。このARM全盛の時代にMIPSコアを使うのもどうかなあ?という躊躇はあるのだが、まあいいだろうと思っている。アセンブラで開発していた時代と異なり、C言語でほとんどの開発ができるので、CPUコアはあまり気にならないからだ。コンパイラがしっかりしていれば、それでOKだ。そういう意味では、MIPSは、昔からあるコアなので、コンパイラは枯れているだろうと期待している。

プラセボ効果を薬に:とんでもなく飛躍した発想

 プラセボ効果というのがある。実際には効果のない偽薬でも、本物だと信じ込んで飲むことで本物の薬と同じ効能が出るという現象のことだ。
 これを積極的に利用し、見た目は薬そっくりの偽物の薬を売っている会社がある。偽薬メーカー代表「信じれば同等の効能」の記事を読んだ時、その発想の飛躍に驚いた。別に、ペテンではない。なにせ、会社の名前がプラセボ製薬なのだ。

老化防止のために毎日21時までに寝て朝型にシフト:ちょっと難しい

 年を取ると健康が重要というのは、私も大いに同感である。
 「最近、妻が老けた」と感じていたら注意という記事は、朝型にすることの重要性が書かれている。もっともなのだが、一方で、夕飯から睡眠まで2時間以上あけること、言われている。
 この記事にあるように21時に就寝するには、19時までに夕食を食べないといけない。これは、さすがにちょっと無理だ。私のペースは、20時までに夕食、22時就寝、5時起床の7時間睡眠だ。これを守るには、残業0を死守する必要がある。

何とa.outがなくなる

 a.outといえば、UNIXでコンパイルするとデフォルトで生成される実行形式である。まだ、Linuxがなかった時代に、VAXというミニコン上で動くUNIXで開発していた時からの馴染みだ。まあ、Makeファイルが自分で作れるようになると、ファイル名を指定すぐに、a.outからは離れてしまった。
 Linus,新カーネルでの「a.out」フォーマットのサポート廃止に着手によると、Linuxから、a.outフォーマットが、とうとうなくなるらしい。時代というものを感じる。