プラセボ効果を薬に:とんでもなく飛躍した発想

 プラセボ効果というのがある。実際には効果のない偽薬でも、本物だと信じ込んで飲むことで本物の薬と同じ効能が出るという現象のことだ。
 これを積極的に利用し、見た目は薬そっくりの偽物の薬を売っている会社がある。偽薬メーカー代表「信じれば同等の効能」の記事を読んだ時、その発想の飛躍に驚いた。別に、ペテンではない。なにせ、会社の名前がプラセボ製薬なのだ。