アセンブラの重要性:まあ古い技術者の戯言かもしれないが

 汎用機で育った技術者はオープンで活躍できるが逆はないのはなぜかという記事は、相変わらずの谷島節だ。でも、今でも新人教育でアセンブラをやっている企業があるのには驚いた。
 私は、組み込み屋なので、一般的なIT技術者よりも、アセンブラを使う機会は多かった。多かったというのは、現時点では、アセンブラを使ったことがないからだ。今、仕事で使っているPIC32は、MIPSコアだが、どんな命令体系なのかも知らない。armは、ディジタル回路設計とコンピュータアーキテクチャ[ARM版]で、命令体系は知っていて、この本で出てくる程度のプログラムは書けるが、それだけである。
 昔は、少なくとも、スタートアップルーチンは、アセンブラで書く必要があった。今では、開発ツールが自動生成してくれる。必要ないスキルは勉強する必要はない。
 でも、である。アセンブラは、CPUを理解する役に立つことは確かだ。

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