組み込みMPUの互換チップ:へ~、そんなものが出てるんだ

 互換チップが次々と生まれる中国、半導体業界の新たな潮流という記事を読んで、少しびっくりした。STマイクロのMPUの互換チップが出ているのだそうだ。記事を読む限り、ライセンスに基づく正規の互換チップという訳でもないようだ。
 最近のMPUは、ハードウエアよりも、それを支えるコンパイラ、ライブラリー、デバッガ、評価ボードなどの開発環境が決め手の部分がある。たぶん、かなりの開発コストがかかっているはずである。互換チップだと、この開発環境にただ乗りできるのだ。うまいやり方である。