昔からあるバグは、やっぱり今でもある

 変なブログの表題だが、Firefoxのハングアップ障害、悪いのはグーグル?それとも「例の問題」かという記事を読んだ時の素直な感応だ。
 Firefoxがハングアップした原因が、ヘッダーをContent-Lengthという文字列でのみ判定し、実際の通信でcontent-lengthというヘッダがっきた時に正しく判定できなかったことにある、という。大文字、小文字の問題とか、デリミタがスペースだったりタブだったりする問題とか、文字列がらみのバグの典型のようなバグである。
 こんな昔からあるバグをFirefoxほどのソフトウエアが見逃していたというのは、少しびっくりである。いくら言語や開発環境が進歩しても、本質的にバグになりやすい部分は変わらないのだろうなあ、と思った。

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