自分で手を動かして体得したスキルの価値

 知識として知っているのと、実際にできることの差は大きい。これがわかっていないのが、大企業の研究者だという話は前回書いた。
 ただ、実際には、自分で手を動かして体得したスキルの価値が向上しているという(https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00058/070900010/?P=2)。
 いいことだ。まあ、とは言っても、単なる知識と体得スキルの違いを見分けることのできる経営者がいなければ、研究所のような部門でも、大企業で偉くなるのは、やっぱり技術よりも政治力という現状は変わらない気がする。本当に実力のある若手技術者は、海外に行こうということか・・・。