トラブルの現場から:高圧的なユーザー

 トラブルの現場では、落ち着くことが最も重要だと書いた。この障害となるのが、高圧的なユーザーの存在である。もともと、何かあった時に、すぐに復旧できるような冗長構成を提案していたのに、却下した。その相手が、高圧的にすぐに復旧せよという。その手段を却下したのは、あなたです、と言う言葉が、喉まで出かかるが、ここで言ってはいけない。とりあえず、復旧させてから、冷静に話をするべきである。でも、こういう高圧的な輩は、論理的な話を受け付けない連中が多い。常に高圧的なやり方で成功してきたからであろう。