Interface誌2月号の特集は「作るOS・言語・コンパイラ 低レイヤ入門」:入門と言うには難しい

 Interface 2021年 2 月号の特集は「作るOS・言語・コンパイラ 低レイヤ入門」。イントロダクションのページに1週間マスターとあるが、今回の本誌の内容を1週間でマスターするのは難しいだろう。たとえば、コンパイラの解説でもLR構文解析が紹介されている。本格的といえば、本格的なのだが、入門としては難しすぎるだろう。
 内容としては、本格的である。でも、本書を手にとって、1週間でマスターできなかったからといって、悲観することは全くない。そもそもマスターする必要があるかどうかも難しい。マイコンが動くためには、こうした技術が支えているんだということが垣間見えればそれでいいように思う。