Intelの垂直統合:最先端技術の全面戦争は大変だなあ

 前に、半導体プロセス面では、IntelがTSMCの後れを取っているという話を書いた。もう一つ、大変だなあと思った記事がある。新FPGAに見えるIntelの焦燥だ。CPU-アクセラレータ間バス技術で、NVIDIAに後れを取っているというのである。
 もちろん、半導体プロセスにせよ、このバス技術にせよ、後れを取っているといっても、トップ集団を維持しているのは確かだし、CPUメーカーとしては、特定の技術が突出しても、売れるCPUは作れないので、Intelの技術が劣っているという話ではない。
 こうした技術開発は、本当に多額の開発費がかかる、こうした開発を、多方面で展開しているIntelという会社のすごみを感じたのである。足りない部分は、積極的にM&Aしてでも手に入れる。結局、どこも追い越せないはずである。

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