802.11ahの実証実験を開始

 https://re.itmedia.jp/4qDAfVPMOというニュースがあった。
 802.11ahは、Wi-Fiの通信規格だ。でも、使う周波数は900MHz帯で、PCやスマホではなく、IoT機器の伝送に使うことを想定した規格だ。2.4GHzとは異なり、それほど混在しておらず、かつ電波の特性上、よく飛ぶので、使いやすい。現状、この周波数帯は、通信方式として、これといったデファクトはない。この方式がWi-Fiということで、デファクトになって安価に使えればいいのに、と思う。

Windows10のアップデートにまた不具合

 https://nkbp.jp/2MgeJrQは、またか、という印象だ。しかも、今回は、12個もの不具合があるという。まあ、あれだけ大きくなってしまったOSである。しかも、OSの特性上、いろんな設定で、いろんなアプリで使っているので、全ての環境で、全ての機能をチェックするのは難しいので、ある程度のバグはやむを得ない。
 でも、従来なら、新しいOSを出すことによって、今までの環境との互換性をある程度切り捨てられた。つまり数年に1回、リセットできたわけだ。だが、Windows10は、これをずっとバージョンアップしつづけるという形に変えてしまった。数年に1回のリセットの機会を放棄したわけだ。しかも、PCの性能が上がって、そんなに買い替えなくても、そこそこ使えるようになってきている。
 結果的に、ユーザーのバリエーションが爆発していて、マイクロソフトといえども、テストをやるのが難しくなっているのではないか、と想像する。マイクロソフトの品質担当だけは、やりたくないなあ、というのが正直な感想だ。

MPLAB X IDEからの書き込みに失敗する場合:同じ書き込みプログラムを使って欲しいなあ

 PICで、せっかくビルドが成功して、さてボードにファームを書き込もうと思って、MPLAB Xから書き込もうと思ったら、Connection Failedというエラーが出て書き込めないことがある。これは、MPLAB X IPEという書き込み専用ソフトを使うと書き込めたりする。えー、なんで?というところだが、仕方ない。たぶん、書き込み用のソフトウエアが異なるのだろう。同じ会社の、同じ機能なのだが、名前が異なるソフトウエアが、異なる挙動を示すということは、よくある話である。違う名前ということは、開発チームが異なるので、中身は全く違うのだ。開発側としては、こういう話は、よくわかるのだが・・・。

 さすがに、統合開発ツールのくせに、チップにファームが書き込めないというのは、ペケだろう。

私の転職日記(8):転職活動を振り返って

 学校を卒業してから定年まで、1つの会社で勤めた人間にとって、勤め先を変えるには、それなりに決心がいる。せっかく応募しても、書類審査で落とされた。でも、自分で考えたことなので、一応、やり通せた。
 今の会社に勤務して、まだ1ヶ月だ。会社の仕組みが異なるし、通勤時間も長くなって、正直言って、楽ではない。でも、開発の仕事は楽しい。平社員なので、会議もなく、1日中、技術の仕事をやってられる。
 もちろん、人間関係で悩むこともあるかもしれないが、仕事だけでいえば、あと10年、楽しく仕事できそうだ。今のところは、よかったと思っている。