ホンダが自動運転に力を入れていたとは

 ホンダ、自動運転「レベル3」発売へ 世界初の認可を読んでびっくりしている。1つは、ホンダが自動運転に力を入れていたことだ。いろんな提携話がある中で、ホンダがどこかと提携したという話は聞かなかったので、そんなに力を入れていたとは知らなかった。
 もう1つは、レベル3を巡る制度面では日本が先行しているということである。だいたい、この手の精度整備設計は、いつも後手に回るのに、先行していたとは知らなかった。
 後期高齢者になったら運転免許を返納しようかと思っていたのだが、自動運転車が普及すれば、高齢者も安全に運転できるようになるかもしれない。

Interface1月号の特集は「Jetson/ラズパイ/PCで自習 Python画像処理100」:画像処理もPythonの時代-下回りはOpenCV活用

 Interface(インターフェース) 2021年 1 月号の特集は「Jetson/ラズパイ/PCで自習 Python画像処理100」。えっ!Pythonで画像処理なんてできるの?と思ったのだが、力業が必要な部分は、C/C++で実装されているOpenCVを使い、AIなどPythonが得意なところをPythonで、ということらしい。コンピュータ言語には、得意・不得意があるので、こういう得意分野を組み合わせるという使い方が増えるのだろう。
 とはいっても、組み込みはC言語である。新連載「マイコンC言語 転ばぬ先のつえ」は、C言語でつまづく部分に着目した連載のようだ。第1回は整数型。int型の定義の曖昧さに関する話題である。C言語には、この手の話題には事欠かないので、参考になるだろう。

Intelのフラッシュメモリー事業売却:ハイエンド品は残すらしいがうまくいくのかなあ?

 Intel、SK hynixにNANDメモリ事業を90億ドルで売却へという記事で少し疑問に感じたことがある。全てのフラッシュ事業を売却するわけではないようだ。ハイエンドの製品は残すらしい。技術有意性があるからだろう。
 でも、そんなうまいこといくのだろうか?事業において、ある製品ラインナップの高付加価値だけ自社に残すというのは、よくある選択である。でも、なぜかうまくいかないことが多いように思える。結局、メーカーというのは、ボリュームゾーンの製品の競争力がなくなった時点で、その製品は売れなくなるように思える。

μC/OSがオープン化していたとは

 μC/OSは、組み込み界では老舗のRTOSだ。その頃からRTOSはあったが、高価であった。そこに登場したのがμC/OSである。ソースコードありで、一度購入すると、年間利用料が不要というものだった。結局、製品には使わなかったが。
 買収の果てにオープンソース化した「Micrium μC/OS」、実は使い勝手がいい!?によると、オープンソース化されたらしい。記事によると積極的なオープンソース化でなく、Silicon Labs社がサポートを投げ出した結果のようだ。まあ、今やRTOSといえばFreeRTOSなので、どう頑張っても収益化は難しいということだろう。
 でも、昔からあるものだけに、しかも、最初の原点がRTOSの実装を実際に示して見せた本だっただけに、ドキュメントがしっかりしているようだ。記事でも書いているように、実はこちらの方が使い勝手は良いのかもしれない。

トランジスタ技術11月号の特集は「実験・研究で役立つ ハンディ計測アナライザ」:計測というのは組み込みの勉強になることを実感

 トランジスタ技術 2020年 11 月号の特集は、「実験・研究で役立つ ハンディ計測アナライザ」。カラーLCD搭載の安価なM5Stackを使ってディジタル・オシロやカーブ・トレーサを作るという特集である。本当に実験・研究で役立つ計測ツールになるのかは、少し疑問だが、勉強にはなる。
 たとえば、M5StackのA/D変換の性能を評価し、直線性がいい領域でのみ計測に使うようにするとか、M5StackのA/D変換では精度不足なところはI2CのA/D変換器を接続して使うとか、測定原理・測定精度に合わせた設計がなされていて、そこが勉強になる。

IntelがARMコアのマイコン:ARMがNVIDIAになったらやめるだろうなあ

 IoTエッジ向けArmコア内蔵x86プロセッサー、Intelが発売を読んで、Intelでも組み込みにはARMも使うんだと驚いた。本当に、ARMは現在の所デファクトだ。でも、ARMがNVIDIAになったら、さすがにIntelが使うことはないだろうなあ。それを思うと、次のデファクト争いは、意外に早いかもしれない。

表示機能もバッテリーレスで:電子ペーパーの活用のいい事例

 RFIDがバッテリーレスで動くのは当然だ。でも、メンテナンスが不要なバッテリーレス表示機能付きRFIDタグ提供開始は、その起電力を利用して、ついでに電子ペーパーの内容を書き換えるというのだ。電子ペーパーは、書き換えにしか電力を使わないという特長をうまく利用している。

Interface11月号の特集は「ESP32で画像処理 プログラム100」:えっ?ESP32で画像処理?

 Interface 2020年 11 月号の特集は「ESP32で画像処理 プログラム100」。特集名を見ただけでちょっとびっくり。ESP32と画像処理が結びつかなかったのである。ESP32といえば、あのWi-FiモジュールのESP-WROOMで使われているマイコンだ。どちらかというと非力な印象しかない。そのESP32で画像処理をというのだ。まあ、考えてみれば、昔のホストコンピュータよりも高い性能だろうから、できても不思議ではない。が、ちょっとびっくりである。
 前にも紹介したが本誌9月号からの短期連載の「特別企画 ラズパイでPLC」はいよいよ応用編である。それぞれにラダーのソースも掲載されている。本誌の読者層にラダーの馴染みのある技術者は少ない(私も何とか読める程度)と思うので、トライしてみるのも面白いかもしれない。9月号を持っていない人向けに、開発環境などを記載した9月号の記事の概要がサイトで公開されているのも親切である。

自動車からハッキング:いろんな手口があるんだなあ

 自動車”が”脆弱性を突く? あっと驚く攻撃手法から学べることは、題名の通り、あっと驚く攻撃手法だ。自動車側のコンピューター側に不正な細工を行い、自動車に専用のインタフェースでアクセスする自動車ディーラーのPCへマルウエアを送り込むというのだ。つまり、侵入の手口がインターネットではなく、自動車というわけである。
 情報セキュリティは、攻撃側が圧倒的有利である。いろんな所から侵入できるからだ。その侵入経路は、それこそ、いろいろあると思わなければならない。マイコンと通信I/Fが入っている機器は、全て侵入経路の可能性があるということである。大半の電子機器はあてはまる。

ちょっとした工夫で使いやすくなる:ユニバーサル基板

 ユニバーサル基板も工夫次第で使いやすくなるという例が、小型ユニバーサル基板 ICB-M93Sだ。
 部品穴をナンバリングする、ランドの形を変える、それだけのことだ。でも、表面から部品を挿入し、裏面で配線する場合、こうした目印がある方がわかりやすい。