μC/OSがオープン化していたとは

 μC/OSは、組み込み界では老舗のRTOSだ。その頃からRTOSはあったが、高価であった。そこに登場したのがμC/OSである。ソースコードありで、一度購入すると、年間利用料が不要というものだった。結局、製品には使わなかったが。
 買収の果てにオープンソース化した「Micrium μC/OS」、実は使い勝手がいい!?によると、オープンソース化されたらしい。記事によると積極的なオープンソース化でなく、Silicon Labs社がサポートを投げ出した結果のようだ。まあ、今やRTOSといえばFreeRTOSなので、どう頑張っても収益化は難しいということだろう。
 でも、昔からあるものだけに、しかも、最初の原点がRTOSの実装を実際に示して見せた本だっただけに、ドキュメントがしっかりしているようだ。記事でも書いているように、実はこちらの方が使い勝手は良いのかもしれない。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。