プログラミング言語のランキングで「C言語」が首位:へ~過去の言語じゃないんだ

 Javaが5年ぶりに首位陥落、コロナ禍で開発言語の人気に変化という記事で、「C言語」が首位になったとあった。もっとも、この記事の趣旨は、JAVAが2位に落ちてしまいました、ということだ。でも、68系のアセンブラが一番得意で、次がC言語という、古い技術者にとっては、今でもC言語というのは、うれしい話である。
 組み込みなので、今でもC言語でソフトを書いている。さすがに仕様的にも古いし、一般的には過去の言語なんだろうなあと思っていたらそうではないようだ。

「ゲンバを知らない設計者」に在宅勤務は難しい:私もそう思う

 コンサルの中には、現場を知っているのか、と思うような発言をする人も多い。「ゲンバを知らない設計者」に在宅勤務は難しいの著者は、本当に現場を知り尽くしたコンサルである。もっとも、どちらかというと機械分野の方なので、組み込み技術には直接関係ない話も多い。でも、現場こそが重要ということは、共感できる。
 現場を知らずに、書類だけでは、誰も動いてくれない。やっぱり、今でも信頼関係であり、信頼関係は、人と人とが相対峙して生まれる。

人体モデルを無償公開とは:ノウハウの塊を公開できるとは・・・

 トヨタの人体モデルが無償公開、ユーザーによる改良、成果共有も可能にというのは、驚きのニュースである。こういう製品の根幹である評価技術にかかわるモデルは、その会社のノウハウの塊だ。技術は特許出願しても、この手の評価技術は絶対に社外に出さないというのが通常である。それを無償公開するというのは、それでもなおかつ自社の優位性があるという自身の表われだろう。トヨタというのは、本当にすごい会社だ。

TISほどの会社でも最初の設計を間違うとどうしようもないんだなあ

 TISのリモートアクセスが提供終了、セキュリティー上の問題解消できずは、最初の設計の重要さを実感するニュースだ。テレワーク向けに提供していたリモートアクセスサービスの問題を解消するにはアーキテクチャー全体の見直しが必要ということで、TISがサービス提供をやめたというのである。TISといえば、老舗のITベンダーである。せっかくのサービス事業をあきらめるというのは、よほど基本設計がまずかったのだろう。

開発途中でも使えるスパコン

 理研、スパコン「富岳」初公開 専用棚432台ずらりによれば、2021年度に運用開始予定だった「富岳」を、新型コロナウイルスの研究のために今年4月から前倒しで運用開始しているという。能力全開は先でも、前倒しで運用できるなんて、本当に驚きである。そもそも、最初からそういう構造にしておかないと不可能なことだ。基本設計の素晴らしさがよくわかる。

同じタイミングで申請した人に同じIDが割り振られる:こんな素人丸出しのバグ-いくらなんでも 

 雇用助成金のオンライン申請を停止 開始初日にトラブルで、同じタイミングで申請した人に同じIDが割り振られるバグがあったという。いくらなんでも、こんなバグ。あまりにもひどすぎる。
 どう設計すれば、こんなことになるのか・・・。たぶん設計してなかったんだろう。
 というより、設計できる時間がなかったんだね。きっと。官公庁からの発注(遅れる)、1次SIの受注(遅れる)、階層的に実際に実装するソフトウエアハウスのもとへ。この時点で、各階層での遅延がふくれあがっている。でも、納期は変わらない。
 結局、やっつけで実装し、自滅する。
 たぶん、当たらずといえども遠からず、だろう。いつも見てきたパターンだからだ。せめて、階層を少なくするとかしないと、いつまでも同じ事が続くと思う。

意外にテレワークで開発もできるという経験

 実際にテレワークしてみるまでは、そんなこと絶対に嫌だと思っていた。そりゃそうだ。30年以上、サラリーマンとして、毎朝出勤して、会社で仕事をして帰るという生活を続けていて、これ以外のやり方があっても、今さら変えたくなかったからだ。
 でも、外圧で、テレワークをやらざるを得なくなってしまった。「収束後もテレワーク中心に働きたい」4割という記事は、何となくわかる気がする。私の場合、開発なので、テレワーク中心というわけにはいかない。でも、開発のフェーズに応じて、テレワークというのもいいな、と思っている。何せ、夫婦2人世帯で、一応、自分の部屋があるので、本当に静かで、集中できるのだ。

グーグル系スマートシティーが頓挫:グーグルは逃げ足が速い

 「強引に」始めたグーグル系スマートシティーが頓挫、地元が抱えた苦悩とはを読んで思うのは、グーグルの逃げ足の速さである。いつも、新規の事業にトライし、だめとわかればすぐに撤退する。スマートシティというのは、どう考えてもバズワードだ。グーグルが逃げたということは、このバズワードは儲からないということだろう。
 だいたいスマートということがよく分からない。今のデジタル技術でできること詰め込んでみました、ということでしかなさそうだ。現時点でのニーズから言えば、ソーシャルディスタンスがたもてる都市設計とか、スマートよりはもう少し具体的な目標がないと、魅力に欠ける気がする。

一流エンジニアは自宅もすごい

 拝見! 海外エンジニアたちの”自宅オフィス”は、うらやましくなるような記事だ。私も、在宅勤務をしている。子供は独立し、家内と2人暮らしなので、一応、6畳くらいの自分の部屋がある。昔、子供部屋だった部屋である。ここに、会社で開発したボードを持ち込んで在宅勤務をしている。
 趣味が仕事になった人間なので、趣味の電子工作のブツもあったのだが、これは片付けないと、在宅勤務ができない。つまり、在宅勤務をしようとすると、いろいろとプライベートな部分を浸食するのだ。でも、これでも、リビングで仕事をせざるを得ない人に比べて、かなり恵まれた方だと思う。在宅勤務といっても、日本の住宅事情を考えると、なかなか難しい。

今でもGPIB搭載のデータロガーの新製品:産業界では今でも現役なのか

 「昔は良かった」の声に応え、米キーサイトのデータロガーにGPIBが復活という記事は驚きである。2020年2月に新発売したデータロガーのインターフェースがGPIBだという。
 GPIB・・・。本当に久しぶりに聞く。キーサイト社はヒューレットパッカード社の流れを汲む計測器メーカーだ。GPIBは、そのヒューレットパッカード社の計測器インターフェースだったHPIBを標準化したものだから、キーサイト社のユーザーにはGPIBユーザーが多かったということだろう。
 それにしてもGPIBとはねえ。まあ、今のちゃちなUSBコネクタと違って、本当にがっしりしたコネクタだ。だいたい、USBコネクタにはロック機能がない。産業用に使うには、機構的に少し心配だろう。一方、GPIBのコネクタは、本当にがっしりしている。私も昔、使ったことがあるが、コネクタ・ケーブル周りでトラブった経験は一切ない。高価だったけど。