図面が会社ごとに統一されていない:まあそうだろうなあ、図面の書き方を教育されてないし

 https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00042/00025/?P=1は、どの会社でもあることだと思う。特に電子系技術者の回路図なんかはそうだろう。プリント基板を作る際に必要なのは、図面ではなく、その結果として出力されるネットリストなわけで、ネットリストを出力するための回路図の書き方をきちんと教育されることはない。
 でも、実際には、回路図は重要だ。設計の意図を的確に表現した回路図を書きたいものだ

Androidがダメでも自社開発がある:ファーウェイってすごい会社だなあ

 米中摩擦の影響で、ファーウェイがAndroidを使えなくなる可能性がある。普通なら大問題だ、と思うのだが、ファーウェイはすでに手を打っていて、https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00002/052000364/?n_cid=nbpnb_mled_epuによれば、自社OSを既に用意しているらしい。このOSが本当に使い物になるなら、ファーウェイの販売力からいって、ひょっとするとAndroidを凌駕することになりかねない。実は米国側の大失策だったということになる可能性もある。

これは怖い:コンパイラの汚染

 セキュリティ対策は、今や大きな課題である。http://ascii.jp/elem/000/001/858/1858028/?mlは、そんな話題の中でも、かなり怖い話だ。バックドア付きのコードが入り込んでしまうコンパイラの話である。汚染というのだそうだが、汚染されたコンパイラで開発したコードは、全てバックドアがしかけられてしまう。コンパイラを疑うことは通常ないので、知らない間に、そうなってしまう。これは、本当に怖い話だ。

エディタの老舗MIFESが今も現役とは

 https://nkbp.jp/2IAmyWPは、昔からPCを使っていた技術者にとってはびっくりだ。私も、PC9801でMIFESを使っていた。今でこそ、統合開発環境というのはあたり前だが、昔は、コードはエディタで書くものと相場が決まっていたのだ。そして。当然のことながら、技術者が最も使うツールは、エディタであった。そのエディタは良いものを使うということで、当時は、わざわざお金を払ってエディタを買っていたのである。MIFESは、他のエディタソフトを圧倒するキビキビとした動作だった。いつからMIFESを使わなくなったのかは覚えていない。MIFESは高価だったので、VZ Editorに乗り換えたのだと思う。VZ Editorは、個人でも購入できる金額だったので、個人でも購入し、自宅でも会社でも同じエディタを使いたかったので、会社の環境をVZ Editorに乗り換えたのだと思う。

何とa.outがなくなる

 a.outといえば、UNIXでコンパイルするとデフォルトで生成される実行形式である。まだ、Linuxがなかった時代に、VAXというミニコン上で動くUNIXで開発していた時からの馴染みだ。まあ、Makeファイルが自分で作れるようになると、ファイル名を指定すぐに、a.outからは離れてしまった。
 Linus,新カーネルでの「a.out」フォーマットのサポート廃止に着手によると、Linuxから、a.outフォーマットが、とうとうなくなるらしい。時代というものを感じる。