24V電源を備え-40℃で動作する産業用ラズパイ、ハーティングがアピールを読んで、-40℃はすごいなあと感心した。高価なシステムならともかく、価格は約3万5000円というから、産業用途としえは安価な部類に入る。
カテゴリー: 組み込み技術
ハードウエアハッカー:電子回路以外へも興味が広がる
もの作りが好きだ。そのため、定年退職後は、回路設計を任せてくれそうな会社に転職した。久しぶりに、自分で全ての回路を設計し、明日、実装基板が到着する予定だ。
そんな私にとって、ハードウェアハッカー ~新しいモノをつくる破壊と創造の冒険という本は刺激に満ちていた。優れた技術力というのは、好奇心と実行力から生まれるということが、よくわかる。
単に電子回路を設計するだけでなく、深圳でのモノ作りを作業者と一緒に進め、プラスチック筐体の設計に手を出す。1つのものを作り上げるための情熱は、もの作りの原点だろう。
ファーウェイが独自OSを用意していることを表明:アンドロイド向けアプリを1~2日で独自OS対応にできるらしい
米国のファーウェイに対する規制により、アンドロイドOSが提供するプリのダウンロードや検索、地図など付属の機能が使えなくなる。これに対抗して、独自OSを開発しているらしい、ということについては、以前も書いた。
ファーウェイ独自OS 米禁輸に備え次善の策というニュースによれば、ファーウェイから正式に独自OS開発の発表があったらしい。アンドロイド向けアプリを独自OS対応にするツールも用意しているようで、1~2日という短期間で独自OSに対応できるらしい。アプリ提供側から見れば、この程度の開発工数なら、対応しようという気になるだろう。
米国の規制が、結果的に、スマホOSにおけるグーグルの市場独占体制を崩す結果になったら、米国にとっては逆効果だと思うのだが。
村田製作所が積層セラミックコンデンサーの増産投資:これで品不足も解消か?
村田製作所、総額47億円超のMLCC増産投資を発表
積層セラミックの品不足は続いているようだ。でも、 ということだ。47億もかける以上、かなりの増産が期待できるはずである。だって、あんなに安価な部品の増産なのだから、かなりの増産でないとペイしないはずである。
マイコンの草創期を思い出す
今年は、PC-8001の40周年らしい。私もPC-8001のユーザーだった。それ以上に、マイコンという技術に惹かれ、未だに組み込み技術をやっている。
TK-80、PC-8001、NECのパソコンはこんな偶然から始まったは、そんなマイコンの草創期の熱気を思い出させてくれる。私自身は、8080ではなく、6800でマイコンを勉強した。なので、ここで触れられているビットインには行ったことはない。でも、アセンブラとBASICしかなかった時代に、マイコンを徹底的に勉強した経験が、組み込みに関する自分の自信をささえているのは確かだ。
基本電子部品大事典:電子部品の特徴が網羅的に解説されている
転職して、管理職でなくなったので、久しぶりに、自ら製品設計をしている。電子回路は、理論とともに、電子部品の知識が重要だ。理想的なRやCは存在しないので、用途に合わせていろいろな電子部品が存在する。
これらの使い方は、現場では、OJTによって伝承されてきた。たとえば、部品は周囲温度によってディレーティングを考慮しなければいけないとか、電解コンデンサは低温では電解液が凍結するので役に立たないとか。こうした雑多な知識が網羅されたのが、基本電子部品大事典 (トラ技ジュニア教科書)だ。久しぶりの現場復帰で、この本を読んでみて思ったのは、自分が初心者だったときに、この本に出会っていれば、あんな失敗とかこんな失敗とかをせずに済んだのになあ、ということである。
体系的ではない。トランジスタ技術の記事を再編集したものだからだ。でも、もともと、部品の知識というものは、理論と違って、雑多な知識の集積である。
トラ技Jr.教科書というシリーズなので、ベテラン技術者は手に取らないかもしれないが、たぶん、自分の不得意な分野では、参考になることも多いと思う。少なくとも、私は、この本を読みながら、過去の自分の設計ミスを思い出し、先輩からの口伝を懐かしく思い、そして、新たな知識も学ぶことができた。初心者からベテランまで、電子回路に携わる技術者に勧めたい。
Apple対Qualcomm:すごい攻防だ
AppleへのQualcommの策謀、Intelモデム事業買収を誘引は、長い記事だが、読ませる。Apple対Qualcomm。どちらから見ても、相手にとって不足はない。その2社の特許ライセンスをめぐる攻防はすごい。
ただまあ、メーカー視点で考えると、Qualcommのライセンス料は高すぎるよ、どう見ても。
Linuxのパッチの数:こんなに多いとは知らなかった
持続可能な産業グレードのOSS基盤を実現する「CIP」とは何かという記事に、Linuxのパッチの数が掲載されていた。正直言って、こんなに多いとは思わなかった。これだけのパッチを当てるとなると、互換性を維持できないことも多いだろう。
トラ技8月号の特集は「プリント基板名人のテクニックDVD&攻略本」:また基板の特集-基板設計は奥が深い
トランジスタ技術 2019年 08 月号の特集は、「プリント基板名人のテクニックDVD&攻略本」。また基板の特集か、と思った。最近のトラ技は基板の特集が多い。KiCADというフリーでありながら本格的なCADと、安く基板を作ってくれるところが出てきて、気軽に基板を作れるようになってきた。でも、実際には、基板設計は奥が深い。しかも、体系的ではない。この特集名にあるように、なんとなく名人芸の世界的な部分がある。だから、著者によって、強調点が違っていたり視点が違っていたりして、またか、と思いながら、つい買ってしまうのだ。
特に、第3章のアナログ・センスで基板を描く ①グラウンド配線の設計は、基板設計者必読と言ってよい内容になっている。グラウンドは、本当に奥が深い。
ソラコムの回線が100万回線を超える:すごい
https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1907/02/news049.html#utm_medium=email&utm_source=mn-day&utm_campaign=20190703は、びっくりである。ユーザーは、回線使用料が下がることに関心があるだろうが、私のような外野から見ると、100万回線を超えたということの方に興味がある。
ソラコムは、IoTに特化したサービスなので、イコール、料金を支払ってでも使うIoTが100万回線あるということである。すごいことだ。
一方で、そんなものか、ということも言える。コンサルなどは、とんでもない数を吹聴していたからだ。もちろんソラコムを使わずに、他の回線サービスを使うとか、Wi-Fi経由で使っているとか、いろんなパターンがあるので、ソラコムの回線数が、IoTの実態をそのまま反映しているということでもないだろうけど。