実験室環境では動くが、実環境では動かないというのは、よくある話である。その1つに、ネットワークを使った機器がある。実験室では、全く問題なく動いている。現場へ持っていっても順調に動いている。でも後者は、順調なように見えるだけで、1週間とか連続で動かすと、なぜかおかしな動作をする。しかも再現性がない。この原因を切り分けるのは、本当に大変だ。
カテゴリー: ネットワーク技術
今さらクラウドで追いつくことは無理だろうなあ
「今さら国産クラウドの育成」、自民党と経産省は何を考えているのかは、本当にその通りだ。今さら国産のクラウドが追いつくわけはない。技術で一発逆転があったり、ビジネス戦略で逆転できたりする話ではないからだ。もちろん、大切なデータを、海外の会社に預けるということが、不安なのはわかる。でも、何をしても、今の段階では、税金の無駄使いに終わるように思う。
ハードを買うのはクラウド事業者:考えてみれば当たり前
ハードを買うのはクラウド事業者、2026年には支出の7割を占めるは、よく考えると当たり前の話である。これだけ、クラウドを使うことが多くなると、一般企業ではクライアントのPCを買うだけで、サーバー機器を買うことはなくなってくるだろう。
映像が送れるLPWA
Wi-Fi HaLowはLPWA通信である。Wi-Fi HaLow準拠の無線LANモジュール、映像を途切れず送信という記事によれば、そのLPWA通信で映像が送れるという。高解像の映像は無理だが、LPWA通信が想定している設備監視などの用途では使えるらしい。
今さら新しいLPWAを、と思っていたのだが、意外に使えるのかもしれない。
昔からあるバグは、やっぱり今でもある
変なブログの表題だが、Firefoxのハングアップ障害、悪いのはグーグル?それとも「例の問題」かという記事を読んだ時の素直な感応だ。
Firefoxがハングアップした原因が、ヘッダーをContent-Lengthという文字列でのみ判定し、実際の通信でcontent-lengthというヘッダがっきた時に正しく判定できなかったことにある、という。大文字、小文字の問題とか、デリミタがスペースだったりタブだったりする問題とか、文字列がらみのバグの典型のようなバグである。
こんな昔からあるバグをFirefoxほどのソフトウエアが見逃していたというのは、少しびっくりである。いくら言語や開発環境が進歩しても、本質的にバグになりやすい部分は変わらないのだろうなあ、と思った。
約4億5000万回ものサイバー攻撃:すごい話だ
「東京五輪で4.5億回のサイバー攻撃」NTTらが語る大会運営の裏側は、すごい話だ。東京五輪が始まる前は、確かにサイバー攻撃に耐えられるのかという話があった。それが、コロナの影響で、そんな話が大きな話題になることもなく終わってしまった。でも、実際には、卑劣な連中の攻撃が中止になるわけもなく、こんなにとんでもない攻撃を受けて、それに対応できたというのは、技術と運用の両面の成果なのだろう。
組み込みのTCP/IPスタックの脆弱性:どうしようもない機器が多いだろうなあ
TCP/IPスタックの脆弱性「INFRA:HALT」に見る、組み込み業界の課題と対策は、組み込みのTCP/IPスタックに脆弱性が見つかった時にどうするか、ということが書かれた記事だ。そもそも、機器自体にソフトウエアのアップデート機能がなければ、どうしようもない。そもそも、どの機器が対象となるスタックを搭載しているかすら不明である。これが実態というところは多いだろう。
国策統一コードがあったことすら知らなかった:お役所仕事らしいなあ
普及率1.5%の国策統一コード「JPQR」、PayPayの手数料格差で有名無実にという記事を読むまで、そもそもJPQRというQRコードがあることすら知らなかった。まあお役所らしい税金の無駄遣いだ。
IPv6:やっぱりv4が枯渇していることは確からしい
スマホにIPv6アドレスだけを割り当てる、ドコモの大胆な施策は奏功するかという記事を読んで思ったことは、やっぱりIPv4アドレスが枯渇しているのは確からしいということである。
ドコモがIPv6アドレス割り当てを推進する理由の1つが、IPv4アドレスが高価になっているということだからだ。枯渇してきているから値上がりしているのだろう。私が前職でIPv6関係の開発の仕事をしていたのは、もう20年くらい前のことである。一旦普及したアドレス体系というのは、級には切り替えられないということの典型だ。でも、早くIPv6へ移行すべきだと思う。今のIPv4の使い方は、どう考えてもだましだましとしか思えないからだ。
無線LANの脆弱性「FragAttacks」:フラグメンテーションに脆弱性があったとは
Wi-Fiデバイスのほぼ全てに影響 無線LANの脆弱性「FragAttacks」とは?https://techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/2106/19/news01.html#utm_medium=email&utm_source=tt-monthly&utm_campaign=20210713という記事を読んで、フラグメンテーションに脆弱性があったということに驚いた。昔からある仕様で、そんなところに脆弱性があるとは。
通信技術そのもののスキルと脆弱性関連のスキルはかなり異なる。どちらもカバーできる技術者は希であろう。こうしたことに、対応していくことは、難しそうだ。