Alexa部門のリストラ:継続的なソフトウエア開発の難しさ

 アマゾン「Alexa」部門で大規模リストラ、音声アシスタントは生き残れるかは、アマゾンのリストラだけではなく、そこから音声アシスタントという製品カテゴリに関して考察された記事だ。たぶん、あの価格では儲けがないのだろう。そもそも、ハードウエアとして売りながら、ソフトウエアを更新していく製品というのは、本当に難しい。
 音声アシスタントというユーザーとの接点となる製品を持つことで、他の事業とのシナジー効果を狙い、ハードウエア単体の利益はなくてもいいという話になりがちだ。だが、結局は、ソフトウエアの継続的な開発費用は出てこなくなり、製品としては終わりになってしまう。スマホのように爆発的な数がないと、ソフトウエア開発費を償却できないというのが現実なんだろうなあ。

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