不正に手をそめる・そめない

 勝ち組社員が育ててしまう不正の温床は、メーカー勤務の人間には、よくわかる話である。どんな会社にも、エリート部署とそうでない部署とがある。私は、前職で、エリート部署ではい部署にいた。だが、社内的にはぱっとしない部門とまではいかなかった。まあ、普通の部署であった。そんな部署でも、社内的にはぱっとしない部門に異動するのは、もう技術者として終わりだという見方がされていたのも事実である。
 こうしたことが、社内の暗黙の力関係になり、そこから不正が生まれるというのは、そうだろう。でも、同じような状況でも、不正にまでいかない場合と、不正にいってしまう場合とがある。この差は、何なんだろう・・・。

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