DTMF技術は不滅です

 オーディオ信号でステッピングモーターを回すという題名を見て、どうやるんだろうと思ったら、DTMFを使うという。懐かしい技術である。昔、電話がアナログだったころ、データを送るには、高価な機器が必要であった。だが、大量のデータならともかく、ちょっとした1~2バイト程度のデータを送るのにそんな高価な機器は使いたくない、ということで、音を変調して電話の音声としてデータを送るという技術がDTMFである。本当に古い技術だが、今でも使われているようだ。今でもICが作られているというのもびっくりである。