技適未取得機器を用いた実験等の特例制度

 FCCやCEなどの海外の電波関連規格は取得しているのに、日本の技適を取得していないという機器は、結構ある。その場合、通常なら日本で電波を出すと違反になるのだが、技適未取得機器を用いた実験等の特例制度というのがあって、180日以内の短期間の実験・試験・調査が可能になる。
 この手続きの実例が、1万円台スマホ分解始動、まずは「技適なし」問題と格闘の記事で紹介されていた。お役所仕事なので、大変だろうと想像していたのだが、意外にあっさりと許可されるらしい。評価ボードなどでも、FCCはOKだが技適は未取得というものは多い。そんな場合にも、評価に使えるかもしれない。