たまには手書きコーディングもいいかも

 ノートPCの電源ケーブルを持っていくのを忘れてしまった。ちょうどソフトウエアの実装が始まったところだった。メールを見たりするために、ある程度、PCが動作していないと業務ができない。しかたないので、ノートPCの電源を保持しておくため、手書きでソースコードを書いてみた。
 昔昔、コンピュータのプログラミングは、コーディングシートというのがあって、それに手書きでソースコードを書いた。それから、パンチカード室というところで、手書きのコーディングシートを見ながら、パンチカードをタイピングするのだ。会社などでは、コーディングシートを提出すれば、パンチカードをタイピングしてくれる専門のキーパンチャというプロを雇っているところもあった。
 手書きで、100行以上のコードを書くのは、そうした時代以来である。ちょっと検討がいる部分だったので、それを見ながらいろいろ考えたりする(机上デバッグと言っていた)もでき、意外に新鮮だった。たまには、いいかもしれない。