グーグル系スマートシティーが頓挫:グーグルは逃げ足が速い

 「強引に」始めたグーグル系スマートシティーが頓挫、地元が抱えた苦悩とはを読んで思うのは、グーグルの逃げ足の速さである。いつも、新規の事業にトライし、だめとわかればすぐに撤退する。スマートシティというのは、どう考えてもバズワードだ。グーグルが逃げたということは、このバズワードは儲からないということだろう。
 だいたいスマートということがよく分からない。今のデジタル技術でできること詰め込んでみました、ということでしかなさそうだ。現時点でのニーズから言えば、ソーシャルディスタンスがたもてる都市設計とか、スマートよりはもう少し具体的な目標がないと、魅力に欠ける気がする。