Interface7月号の特集は「ラズパイPicoで1500行 ゼロから作るOS」:いろんな側面から組み込みOSを勉強できる特集

 Interface7月号の特集は「ラズパイPicoで1500行 ゼロから作るOS」。組み込みOSの仕組みを理解することは、組み込みソフトウエア技術者にとって、最も重要なスキルの1つである。
 今回の特集のポイントは、組み込みOSの標準規格IEEE 2050-2018 を参考にAPI仕様を決めていること、1500行なのでソースコードを読める規模であること、ハードウエアがラズパイPicoであるということである。手軽に購入できるボードの上で動き、読もうと思えば読める規模で、しかも仕様が標準規格準拠なので、勉強しやすく後でも使える。
 かつ、特集記事以外に、「ラズパイPicoで徹底解説!マイコン&CPUメカニズム」ということで、対象ハードウエアに関する記事もある。さらに、ラズパイPicoを使って、ちょっとした回路を追加するときに便利なラズパイPico用拡張基板を入手することもできる。
 いろんな側面から組み込みOSを勉強できる特集になっている。

運用でのミスの対処方法は難しい

 マイナカード誤登録、9自治体14件に拡大…ログアウトしていない共用端末で口座上書きという記事で思うのは、こういうミスって、どうやって回避できるんだろうか?ということである。富士通のシステムのミスは論外である。あれは、基本的なことができていなかったバグのようだ。でも、今回のようなことは、どこでも起きうることである。これを皆無にするには、共用端末を認めないという運用が一番だろう。でも、そうはいかない。じゃあ、人が監視するのだろうか?案内人のような人がいて、次に使う前に、必ずログアウトされているかを確認するという対応があり得る。
 実際に、これと似た話があって、先日パスポートのために発行窓口へ行った。その際に、写真を、その窓口近くのセルフ写真で撮影したのだが、係の人が来て、撮影の前後でアドバイスしてくれた。パスポートの写真で失敗することが多いので、係の人を配置しているのだろう。結局は、人がカバーするしかないのかもしれない。

 

分野は違っても仕事の基本は共通

 転職して、前職のマネージャー稼業から脱却して、久しぶりに商品開発を担当して3年経過しようとした時に、またもやマネージャーにと言われて、1年半ほど経つ。実務経験の全くない仕事のマネージャーなので、いろいろわからないことも多かったが、長年やってきたマネージャー稼業なので、1年半もやっていれば、どうすればいいのかわかってくる。実感したのは、分野は変われど、仕事のやり方の基本は共通だということだ。そして、その基本ができてない場合が多い、というのも、前職と現職で共通だった。

トランジスタ技術6月号の特集は「作る!わかる!USB Type-C&電源」:組み込みで必要な技術をコンパクトに解説

 トランジスタ技術6月号の特集は、「作る!わかる!USB Type-C&電源」。組み込みでは、通信としてのUSBだけでなく、電源供給源としてのUSB PD技術も重要だ。コネクタの内容も知っておきたい。こうした組み込みでType-Cを使うための技術内容がコンパクトに解説されている。
 特に、第2部の「保存版 USB Type-C&USB PD技術あんちょこ」は重宝するのではないだろうか。

長期休暇といっても短い

 明日からG/Wである。前職の、大企業のメーカーに勤めていた時は、既にG/Wに入っていた。転職先の中小企業では、暦通りのため、G/Wは明日からなのである。前職の頃、G/W、盆休み、正月休みの途中で、休みに飽きてきた、とか言ってた。今から思えば、贅沢な話だ。今や、あっという間に休暇が終わってしまう。

健康保険証が廃止されマイナンバーカードに一本化:紛失した時のダメージが大きすぎない?

 マイナ法改正案が衆院通過 保険証廃止しカード一本化によれば、2024年秋に健康保険証が廃止されマイナンバーカードが必要になるらしい。一応、マイナンバーカードの保険証登録手続きはしたが、実際に保険証として使ったことはない。私は、外出先でケガをしたりするリスクを考えて、いつも健康保険証を持ち歩いている。そのかわり、2024年秋からは、マイナンバーカードを常時持ち歩くというのは、何か怖い気がする。万が一、紛失した時のダメージが大きそうだからだ。本当に大丈夫なんだろうか?

商談時のエンジニアが優秀でも・・・

 システム開発のソフトハウスが廃業、今後の発注先は大手ITが安心なのかという記事の中で、「提案時に優秀なエンジニアが対応してくれると思っていても、開発がスタートするとその人は体制図に存在しないことがあります。」という文章があり、昔の経験を思い出した。まさに、最初の商談時に出てきたエンジニアが優秀で、このエンジニアに頼めるなら、と思っていたら、実際のプロジェクトマネージャーは、たいしたことがなく、あてが外れたという経験をしたのだ。まあ、商談時のエンジニアがそのまま担当してくれると思い込んだ私が未熟だったのだが。

地学は昔から不人気だった

 高校「地学」存続の危機、富山県立高では6年開講なしを読んで、自分が高校生だった40年以上も前のことを思い出した。あの頃から、地学は人気なかった。我々の頃は、たとえ文系でも、物理Ⅰ、化学Ⅰ、生物Ⅰ、地学Ⅰを勉強する必要があった。3年になって、文系か理系かを選択する。理系を選択したときに、理科のⅡを選択できるのだが、その時の選択肢は、物理Ⅱ、化学Ⅱ、生物Ⅱだけで、地学Ⅱの選択肢はなかった。昔からそういうものだったのだ。でも、今になって、実は、地学というのは、生活に密着した面白い科目だったんだなあ、と思っている。とはいっても、高校時代の自分は、そんなことは思いもせず、地学の時間はほとんど寝ていた。

応援されたいなら感謝が重要

 一時的に忙しくなることがある。その仕事でも、結局は担当者がやるしかない仕事と、応援を出せば負担を減らせる仕事がある。マネージャーとして、後者の場合は、なるべく仕事を調整して応援を出してやろうとしている。でも、だんだんと応援を出したくなくなることがある。応援される方に感謝が欠けている場合だ。人間関係というのは難しい。

雨の日に鳥取砂丘へ日帰り旅行

 休日に、鳥取への日帰り旅行に行ってきた。あいにくの雨模様だったのだが、メインで行きたいところが砂の美術館だったので、決行した。とはいえ、せっかく行くのだから、鳥取砂丘へも行きたかった。3時間ほど、雨がやんだおかげで鳥取砂丘も歩くことができた。さすがに砂丘で、雨が降った後でも水たまりはできない。晴れた日は、砂まみれになるという話だったが、水分を含んだ砂はかえって歩きやすかった。