リモートワークが流行ったぐらいで郊外に引っ越してはいけない:私もそう思う

 TVとかで、地方へ移転したり、旅行しながらリモートワークをする生き方を見るようになった。まあ、TVで取り上げるくらいなので、まだまだ特殊な生き方なんだろうなあ、と思っていた。
 リモートワークが流行ったぐらいで郊外に引っ越してはいけないは、本当にその通りだと思う。もちろん、仕事のために、本当にイヤイヤ今の場所に住んでいるならともかく、ある程度の人間関係ができてしまっている場所と全く関係のないところに移住するというのは本当にリスクである。
 特にリモートワークは、始まったばかりである。私は、週に1回は出社している。やはり出社して、人に会わないとできない仕事というものがあるからだ。ある週は、週に4日出社していた。仕事の都合というのはそういうものだ。

在宅勤務の日々:休日も規則正しく

 在宅勤務で重要なのは、いかに規則正しく生活できるかということだと思う。誰も見ていなくても、きっちり仕事をするための第一歩は、規則正しくだ。
 まあ、そんなことをしなくても、きっちり仕事をできる人はいるだろう。でも、私はそうではない。在宅勤務でも、会社での勤務でも同じような時間帯でないと仕事できない。そのため、休日でも、平日と同じ時間帯で生活するようにしている。

在宅勤務の日々:エアコンが故障

 在宅勤務で使っている部屋のエアコンが故障した。この暑いのに大変である。
 仕方ないので、リビングで仕事をしたが、開発ボード一式はエアコンが故障した部屋にある。開発以外の、文書を作る仕事に切り替えた。こんなことになるとは、本当にまいった。連続試験をしている基板には、いいストレスになったかもしれないが、人間には困る。温度計を見ると33℃だった。

在宅勤務の日々:開発環境のコンパクト化

実際の開発を在宅でできる最大のポイントは、開発環境がコンパクトなことだろう。
まず、基板のサイズだが19インチラックに収納する機材を開発しているので、なんとか自宅の机の上に置くことができる。かつ、最近のデバッガは、JTAGデバッガなのでコンパクトだ。しかも、PCのパワーがあるので、ノートPCでもビルドできる。まあ、ディスプレイはさすがにノートPCの画面では開発する気がせず外付けが必要だ。あとは、USBハブくらいが必要というところか。

在宅勤務の日々:60歳を過ぎて初めて在宅勤務を経験

まさか、自分が在宅勤務をすることになるとは思わなかった。前職は大企業だったので、数年前から在宅勤務のトライをしていた。でも、自分には関係ないと思って、断固として在宅勤務は避けていた。
でも、今や、在宅勤務できる仕事は、できる限り在宅勤務をするというのが時代の趨勢である。現職は中小企業なのだが在宅勤務ができるので、仕方なく在宅勤務をはじめて4ヶ月ほどになる。この間、やってみてわかったことも多い。とはいえ、60歳を過ぎてまで、在宅勤務をやることになるとは、思ってもみなかった。