組み込みの開発で顔を合わせられないのは大変だ:台湾企業へODMしているケース

 組み込み機器で問題が出ると、どうしても顔を合わせて原因解明する必要がある。リモートでは、なかなか問題は解決しない。たぶん、組み込み以外でも、物理的なモノがかかわる製品だとそうなる。リモート環境で開発をしていても、最後の品質評価に関しては、全員集合である。
 国内ならこうなる、だが、問題は海外での製品である。台湾企業にODMで製品開発・製造を依頼というケースは多い。ところが、現時点でも台湾への入出国はなかなか難しい。観光はだめで、ビジネスでなら行くことはできるが、行ってすぐに仕事という訳にはいかないようだ。何かあったら、時差もないし、フライトも毎日何便もあるので、すぐ飛んでいける時代は、まだである。