米国の水道施設がハッキング:でも、これじゃあハッキングされても当たり前

 水道施設に「毒混入」狙ったサイバー攻撃、お粗末すぎるセキュリティーの恐怖は、本当に怖い話である。水道設備にハッキングされて、もう少しで大惨事になるとことだったということだからだ。でも、この施設のセキュリティもひどすぎる。リモートアクセス用のパスワードは1つのパスワードを全員で使い回し、PCはファイアウオールなしでインターネットに直結、PCのOSはWindows 7。今時こんなひどいところがあるとは思っていなかった。
 でも、そんなものかもしれないとは思う。コスト削減ばかり言われている職場では、IT環境などにお金が回ってくるはずもない。だから、昔のリモートアクセスがそのままになっていたのだろう。