ファーウェイ、グーグルアプリ搭載できず 新製品発表というニュースは、ついにか、という感じである。是非とも、前に書いた独自OSというプランBを実行して、グーグルの鼻を明かして欲しいものだ。
防水D-Dubコネクター:いろんなコネクターがあるものだなあ
IP67準拠の防水保護性能を持つコネクターという記事を読んで、世の中にはいろんなコネクターがあるものだと感心した。通信システムの中で一番弱いのは、ケーブルである。特に、コネクターの部分だ。現場でトラブルが、という話があって、駆けつけると、コネクターの抜き差しをやれば解決するということがよくある。
DSUBは、そんなコネクターの中でも、ネジ止めできるので信頼性が高い方だが、さすがに防水はされていない。こういう仕様のコネクターが必要なところもあるんだなあ。
私の経験では、最もやっかいなのは、LANケーブルである。あのRJ45は、本当に弱い。M12コネクターというのがあってイーサーネットのコネクターもある。これくらい丈夫でないと困るようなあ、実際。
インテルの10nm FPGA:旧アルテラの技術にプロセス技術の支援
インテルのFPGAは、M&Aした旧アルテラ社の技術を引き継ぐモノだ。アルテラがインテルに買収された後で、アルテラのセミナーに行った時に、旧アルテラ社の技術者が、インテル傘下に入ったことで、ソフトウエア開発力が向上した、と言っていた。FPGAでは、チップそのものだけでなく、開発ツールのできが大きな要素を占めているので、なるほど、と思ったものだ。今回、米インテル、10nm FPGAのエンジニアリングサンプルを出荷開始というニュースを見て思ったのは、やはり、こうしたプロセス面で最短のものを使えることこそが、インテル傘下に入った最大のメリットなんだなあ、ということだ。ソフトウエア開発力も確かに重要だが、10nmプロセスの新FPGAという方がインパクトがある。
磁気テープの新製品:相変わらずしぶとい
磁気テープなど、昔のモノか、というとそうではない。それどころか、富士フイルムが「LTO-8」の磁気テープを発売、最大容量は12TBによると、新製品まで出たようだ。バックアップ用途で考えると、バイト当たりの単価が安いし、技術的にも長期保存が可能だからだ。
マグネティック基板ホルダー:便利そうだが・・・
電子工作に便利なマグネティック基板ホルダー、上海問屋よりって便利そうだ。普通、基板は、スペーサーを使って、作業机の上に置いてデバッグする。問題は、それに接続される線である。電源ケーブル、デバッガ接続ケーブル、通信用ケーブルなどがつながる。これを、固定してくれるのは、便利だと思う。
休日の勉強
今さらだが、少しアナログ技術を再勉強しようかと思っている。大企業の技術開発担当だったとき、基本的には、デジタル回路と組み込み周りの開発を担当していた。若い頃は、まだ、組み込み技術者が少なく、周囲はアナログ屋の方が多かったので、それなりに重宝された。そのまま、管理職になり、アナログ系は、体系的に勉強しないままになっていた。
転職して現場復帰すると、時代は変わり、アナログ屋など絶滅危惧種になっていた。アナログ回路を必要とするような仕事もほぼないので、当たり前である。でも、アナログ的なセンスは必要だ。デジタルといったって、アナログを離散化して使っているだけだからだ。純粋なデジタルなど組み込みでは存在しない。
いまさらアナログばりばりになろうとは思わないし、今からでは無理だろう。でも、さび付いた知識を再勉強するのは、それなりに意味がありそうだ。現役でいたければ、勉強するしかない。
停電がまだ続くなんて・・・
千葉に住んでいるので、台風は結構大変だった。とはいえ、停電もなかったし、通勤が少し大変だっただけだ。
今でも、停電のところがあるというのは、本当に大変だ。自然災害だから、で片付けず、東電の責任は徹底的に追求してほしい。ああいう体質の企業なので、どこかで人災の部分があるに違いない。
東電の危険予知の乏しさ:想定外を経験していながら・・・
JRの復旧が遅れていることは、前回書いたように仕方ないと思う。でも、停電がいつまでも続くのは許されない。もちろん、鉄塔が倒れるというとんでもない事態があったのが第一原因であろう。
でも、東電は、津波という想定外を一度経験している。津波が想定外だったというのは、そうかもしれない。でも、今回は、台風だ。関東圏での観測史上最大の風速といっても、日本での最大ではない。つまり、想定外という言い訳は通用しない。しかも、電力はライフラインだ。鉄道が止まっても人は死なないが、電力が止まると、人が死ぬ可能性がある。
過去、津波で大失敗をやっている。その経験を活かして、少なくとも想定内の事故については、復旧策を準備しておくべきだった。ライフラインなんだから。これは、明らかに、経営陣の問題だ。
かなりの人数を現場に投入しているらしい。現場は本当にご苦労様である。現場の努力が報いられるように、経営陣はしっかりしろよ、本当に。
台風による交通機関の計画運休への非難:現場を知らないバカのたわごと
関東圏の台風によって、JRが計画運休した。JRは、8:00まで計画運休するという公示をしたから、8:00には交通が復旧すると思って、8:00に駅に行ったら、まだ復旧していなくて、待たされたという非難があるらしい。
私も、さんざん待った上で、出勤したので、ウンザリであったということを前に書いた。でも、それは、あくまで私の行動に関わることである。
だいたい、自然現象に関わることなのに、8:00に復旧すると思っていること自体、バカである。正しくは、8:00までは動きませんということなのである。このことをJRはもっときっちりと発信しておくべきだったとは思うが、この公示を読んで、8:00には動き出すと信じて行動し、そうならなかったからと言って、JRを非難するというのは、現場を知らないバカのたわごとだ。
現場は、いろんなことで、問題が発生し、そういう問題があるたびに、遅延する。何があっても納期は変えないというのは、現場を知らないエリートがよく言うたわごとだ。でも、安全第一である。そもそも、暴風雨が収まるまで、現場には出られない。作業員の安全が第一だからだ。台風の進路が予報よりも遅かったので、現場に出て安全確認する予定が遅れた。しかも、来た台風が今まで経験したことのない大型だったため、被害も想定よりも大きかった。というのが、たぶん、実体だ。そんなことは、別に、鉄道関係でなくても、何らかの現場を経験している人間なら容易に推測がついたはずである。安全以上に大切なことがあるというのだろうか?本当に重要な仕事なら台風の前には、必ず前泊するのが常識である。作業員の安全と、列車の安全以上に大切なものなどない。
安全こそ、最も重要であり、それを確保するための遅延であるなら非難するのは筋違いだ。当然、いろんな不手際はあっただろう。それは、次の機会への反省にすべき項目である。反省するべきことは反省すべきだろう。でも、少なくとも作業員の安全と列車の安全という最も重要なことは死守できた。これを評価した上での、反省であるべきだと思う。
製品はシンプルイズベストだ
中国製TVは「シンプルの極み」、その利点とはという記事を読んで、今や日本は製品化力でも中国に負けていると実感した。パネルやチューナーという基幹部品は優れた部品を使いながらも、仕様をしぼることで回路構成をシンプルにし、TV性能に影響しない部分では安価な部品を使うこことによって、安価な製品を実現しているのだ。
構成をシンプルにすること、これが製品開発にとって最も重要なことである。プロの技術者とそうでない技術者の違いは、ここにあるのではないかというくらい重要なことだ。
価格競争に巻き込まれないための高機能化路線によって、日本の製品開発者は、最も重要なシンプルに設計するという技術力を失っているのかもしれない。