トランジスタ技術10月号の特集は「今マイコンはArduinoが最強説」:確かに組み込みマイコンの勉強にならArduinoはいいかも

 トランジスタ技術10月号の特集は「今マイコンはArduinoが最強説」。マイコンボードといえばラズパイという風潮のなか、今さらArduino?という感じもあるが、特集を読む限り、確かにArduinoも悪くないか、とも思う。
 ラズパイはLinuxなので、マイコンボードといっても組み込みマイコンらしくない。その点、Arduinoは、Arduino IDEという開発環境を使ってクロス開発をする純粋の組み込みマイコンボードだ。組み込みLinuxを使えるという恵まれたマイコン開発者でない限り、Arduinoのようなリッチではないマイコンで勉強する方がいいように思う。開発環境が整っているので、環境構築という最初の関所もクリアできる。ただまあ、本書の記事にあるように、組み込みソフト開発に慣れてきたら「シンプルすぎるArduino IDEからの卒業!」は必要かもしれないが。
 製作記事は、あいかわらず力が入っている。有機ガス検出器なんて、たぶん本誌でしか読めないだろう。

民法が4K放送から撤退

 民放5局、BS4K放送撤退へ 27年に、赤字続きでは、まあ納得である。我が家のTVは、4K対応だが8K対応ではない。4K放送を見ることはあまりない。見たとしてもNHKだけで、民法の4Kを見たことはない。高画質が生かせるような番組がないからだ。
 4Kは高画質だ。それは確かだ。でも、我が家では、BSと地上波は昔買ったHDDレコーダで録画できる。HDDレコーダは4K対応ではないので、4KはTVにつけてたHDDにしか録画できない。これが、AndroidTVなので、家電メーカーが開発したHDDレコーダに比べて操作性が悪い。なので、4Kでしか放送されない番組以外は、4Kで放送されていてもBSで録画して見ている。
 たとえば、NHKの大河ドラマは4KでもBSでも地上波でもやっている。我が家ではBSを録画して見ている。4Kである必要を感じなからだ。4Kで録画して見るのは旅行番組くらいだ。

電話でのアポは少し不安

 仕事のアポなどは、今や基本的にメールベースだ。だが、私生活で、何か業者に依頼する際には、ほとんど電話である。
 メールだと、約束した日時がメールに残るので問題ないが、電話だと、そのあたりが不明確だ。というか、不明確な気がする。昔は、仕事でも全て電話連絡だったので、問題ないはずなのだが、少し不安である。

GPSへのジャミング

  欧州委員長が乗った飛行機「ジャミング」被害、GPS作動せず…ロシアによる妨害かは、結構恐ろしい話である。今や生活の基盤となってしまっているGPSだが、その技術は、人工衛星からの電波に基づくものである以上、この電波を妨害するジャミングは有効である。
 昔からジャミングというのはやっていて、ラジオの短波放送にジャミングをかけるということを、旧社会主義国ではよくやっていた。海外からの情報を遮断したいという事情によるものだろう。
 とはいえ、ラジオ放送ならともかく、GPSをジャミングをするというのは、どうなんだろう?そして、ジャミングされるかもしれないGPS信号による測距情報を基に、自動車の自動運転というのは、危険ではないかという気もする。

新学期というのに暑い!

 今日は9月1日。学校は新学期の始まりというところが多いだろう。こんなに暑い2学期というのは、どうなんだろう。
 昔も夏は暑かった。大学に行くまで学校にエアコンはなかった。大学でもエアコンのない部屋はあった。だが、さすがに猛暑日がこんなに続くということもなかった。今では小学校でもエアコンがあるようだが、体育の授業とかどうするんだろう。

シリアル通信の良い教科書がない

 前回、今でも現場ではRS485などのシリアル通信が使われているということを書いた。ところが、そのシリアル通信の技術をきっちり理解するための教科書がない。LANが普及する前は、シリアル通信が組み込み機器の中心だったので、いろんな本が出ていたのだが、今では絶滅である。Interface誌とかトランジスタ技術誌とかでも、AIの特集はあっても、今さらシリアル通信の特集はしないだろう。
 でも、当然、シリアル通信がレガシー技術だからと言って、簡単な技術であるわけはない。

今でも現役のRS485

 前回、ネットワークではなく、1対1の通信の場合、今でもRS232Cのようなレガシーな通信が使われているということを書いた。
 実際には、1対1でもLANを使う場合が増えている。だが、その場合に問題になるのが通信距離である。LANなので、最大距離が100mになる。これが1kmとかの距離になれば、光に変換して光ファイバーで接続するこいうことになる。
 ところが、組み込み機器の場合、200mとかの距離になることが結構ある。まあ、それでも光を使えばいいのだが、ちょっと大げさだ。間にHUBを入れるという解決方法もあるが、HUBを入れるための電源が確保できないことも多い。
 そんなとき、LANではなく、RS485を使っていれば、200mくらい簡単に通信できるので、この程度の通信距離が必要になることが多いが、通信速度がそんなに必要のない用途だと、今でもRS485が使われる。
 RS485は、本当に古い通信方式なのだが、本当に優秀である。

今でも現役のRS232C

 前回Interface10月号の特集記事「Pythonで1行ずつ学ぶネットワーク」を紹介した。組み込み技術においても、ネットワークの重要性は増すばかりである。だが、一方で、ネットワークとしては使わないが、機器との通信が必要な場合がある。そんな用途では、今でもRS232CとかRS485といったレガシーな通信が使われている。大抵の場合、そういう機器は、機器ごとにキャラクターベースのコマンド体系が決まっていて、それで通信することが多い。デファクトとまではいかないが、Modbusという通信方式が使われる場合もある。今でもRS-232CのModbus RTU/ASCIIをModbus TCPに相互変換するゲートウェイ SI-232MBなどという新製品が出るくらいだ。