1万円台スマホのカメラは実は飾り、4眼ぽくても実は1眼という記事を読んで、本当にびっくりした。見た目は4眼カメラなのに、実際には、3眼分は飾りで、カメラとして動くのは1眼のみだというのだ。
まあ、カメラに見える飾りがあってはいけない、ということはないだろうけど、いくらなんでもなあ、と思う。
カテゴリー: 開発業務
Interface 9月号の特集は「MATLAB実機開発」:実際に試せる
Interface 9月号の特集は「6カ月ライセンスで制御/画像/AI MATLAB実機開発」。マイコンの開発ツールは、どんどん無料化して、簡単に試せる時代になってきている。だが、MATLABのようなツールは、まだまだ高価で、個人で簡単に試せるというわけにはいかない。
モデルベース開発などは、組み込み技術者にも興味がある技術だが、本を読んだだけでは、よくわからない。やはり実際に試せないと難しい。その点、本誌にはMATLABの6ヶ月ライセンスがついていて、来年の1月25日まで無料で試せる。通常の無料評価版は1ヶ月で、これでは、仕事で真剣に評価する以外に試すのは難しかったが、6ヶ月あれば、興味のある機能は試せるだろう。
特集以外の連載記事も、Yocto Projectではじめる組み込みLinux開発入門とか、RISC-VonFPGA実装計画とか、組み込み技術者の興味のある連載もあって参考になる。
技適未取得機器を用いた実験等の特例制度
FCCやCEなどの海外の電波関連規格は取得しているのに、日本の技適を取得していないという機器は、結構ある。その場合、通常なら日本で電波を出すと違反になるのだが、技適未取得機器を用いた実験等の特例制度というのがあって、180日以内の短期間の実験・試験・調査が可能になる。
この手続きの実例が、1万円台スマホ分解始動、まずは「技適なし」問題と格闘の記事で紹介されていた。お役所仕事なので、大変だろうと想像していたのだが、意外にあっさりと許可されるらしい。評価ボードなどでも、FCCはOKだが技適は未取得というものは多い。そんな場合にも、評価に使えるかもしれない。
良いコードを書く技術:初級者には参考になるのでは
良いコードを書く技術という本を読んだ。この手の本は、難しい。まともに取り組むと、CODE COMPLETEのような大作になる。これを初級者が読むのはちょっとつらい。
そういう意味では、本書のように、項目だけはきっちりと整理されている本は役に立つと思う。ただ、この本は、あくまで導入でしかなく、実際にその項目をどう実践するのかというと、結局は定評のある大作で勉強するしかなくなる。
でも、その大作を勉強するにあたって、こういう本が全体像を示してくれるのはありがたい。そういう意味で良書だと思う。
オフシェア開発の方が高う時代
最近の円安は本当に驚く。円安は輸出企業を潤すかもしれないが、さすがに、これだけ円安が進むと弊害もあるだろう。円安でSE賃金が「日中逆転」、オフショア開発の価格に転嫁へも、その弊害の1つだ。さすがにこれだけ円安が進むと国の間の給与格差以上の状態になるということだ。
組み込みの開発で顔を合わせられないのは大変だ:台湾企業へODMしているケース
組み込み機器で問題が出ると、どうしても顔を合わせて原因解明する必要がある。リモートでは、なかなか問題は解決しない。たぶん、組み込み以外でも、物理的なモノがかかわる製品だとそうなる。リモート環境で開発をしていても、最後の品質評価に関しては、全員集合である。
国内ならこうなる、だが、問題は海外での製品である。台湾企業にODMで製品開発・製造を依頼というケースは多い。ところが、現時点でも台湾への入出国はなかなか難しい。観光はだめで、ビジネスでなら行くことはできるが、行ってすぐに仕事という訳にはいかないようだ。何かあったら、時差もないし、フライトも毎日何便もあるので、すぐ飛んでいける時代は、まだである。
エアコンの品不足:リモコンが作れないらしい
エアコンの音が大きくなってきた。故障の予兆だ。こんな猛暑でエアコンが故障されたら大変だ。特に、今年は品不足らしいので、さっさと買い替えることにした。その店の最後の在庫だったようで、次の入荷は1ヶ月後らしい。少し店員と雑談をしていたら、本体は大丈夫なのだが、リモコンが製造できずに、出荷待ちになっているらしい。製品というのは、何か1つでも欠品があると出荷できない。
実際に失敗すると身にしみる
単なる技術解説より失敗例の解説の方が役に立つという話を前回書いた。でも、結局は忘れることも多い。ところが、実際に失敗すると身にしみる。その時に、そういえば失敗例として知っていたなあ、と思うのである。いくら知識があっても、経験には及ばない。
単なる技術解説より失敗例の解説の方が役に立つ
マイコンにおける「CAN」と「USB」の失敗事例集は、わかりやすい記事だ。このQ&Aで学ぶマイコン講座は、わかりやすい記事が多いが、その中でも失敗事例は役に立つことが多いのではなかろうか?
1のクロック誤差の問題が、UARTでも発生するとあるが、これは通信技術者が必ず理解しておかなければならない基礎である。
トランジスタ技術7月号の特集は「驚愕1万円測定器NanoVNA革命」:GHzまで計測できるネットワークアナライザが1万円で入手できるとは・・・
トランジスタ技術7月号の特集は「驚愕1万円測定器NanoVNA革命」。NanoVNAとは、オープンソース・プロジェクトして公開されているベクトル・ネットワーク・アナライザで、1万円でGHzまで測定できるという驚きの計測器である。これで何ができるかを、特集している。個人で所有できるという前提で、こんなことができます、ということを、きっちりと教えてくれるというのはうれしい。当然、本誌らしく、そもそもネットワークアナライザとはどんな計測器なのか、という基礎の解説もある。高周波関連の技術を志す技術者に必須の特集だろう。