AIと技術者

 AIと技術者の関係。少し前に、悲観論楽観論に関する感想を書いた。でも、結局は一般論ではなく、技術者が身につけるべきスキルは何か、ということを考えることが重要だ。一般論の通りの技術者人生を生きるわけはないからだ。
 Rubyの父 まつもとゆきひろさんが示す、AI時代の若いエンジニアに必要な“4つのスキル”は、そういう意味で一人一人の技術者に参考になるアドバイスである。

AIが仕事を奪う

 エンジニアの66.2%が、AIに仕事を奪われる不安を感じると回答という状況は、なかなか厄介な状況だ。技術のトレンドが変わり、たとえば、C言語ではなくJAVAで、というようなことはよくあった。ところが、AI技術者というものが登場し、人間の技術者を淘汰するという状況は、想像もしなかった。まあ、私は、既に、仕事としてコーディングはしていないので、AIに仕事を奪わわれるという不安はないが、現役の技術者は大変だろうなと思う。C言語からJAVAへという話なら、新たにJAVAの勉強をすればいい。しかも、新しい言語を学ぶさいには、既に学んだことが生きてくる。でも、仕事そのものがなくなるというのは、つらい。

今日の通勤列車はガラガラ

 今日(8/13)は出勤であった。いつも乗っている通勤電車は、通常の2~3割の乗車率であった。夏休みの企業が多いのだろう。
 前職の大手製造業では、G/W、夏休み、年末年始は、必ず9連休以上だった。c重症企業に転職して、G/Wと夏休みは暦通りになってしまった。さすがに、年始は暦通りではなく年始の3日は休みだが。
 転職する時に、年収が減るのは覚悟していた。もともと、前職で再雇用になっても、大幅に年収が減るので、転職した方が年収は多かった。だが、休日が、こんなに減るとは思わなかった。まあ、明日、明後日は有休休暇にするつもりだ。さすがに、現職でも、この時期の有給休暇取得者は多い。

高齢者ほど体力的にきつい仕事

 私は前職を60歳で定年退職する半年ほど前に転職活動を開始した。前職での再雇用で働くのがイヤだったからである。いろんなルートで就職活動をしたが、高齢者にくるオファーで多かったのが、警備員、タクシー運転手である。使い倒される50・60代 若手優遇で、体力的にキツい職場へで指摘されている状況そのものである。
 提示される給与は安い。高齢者は年金が出るから、少しくらい安くても大丈夫だろう、ということなのだと思う。働く方も、年金が減るのが嫌なので、そんなに給与は必要ないし、というような考えもある。
 こうやって、高齢者が、警備員とかタクシー運転手とかの体力的にきつい仕事につくことになるのだろう。まあ、健康を害しなければいいのだが、ここ最近の暑さを考えると、屋外での仕事はつらいだろうなあ、と思う。

リスキリングは「学び直し」ではなく「学び足し」:なるほど

 “生涯現役”を強いられる45~69歳世代 いかにリスキリングに向き合うかという記事は、シニア世代のど真ん中にいる私には、あまりピンとこない内容であった。ベネッセからの提言ということで、リスキリングを商売にしている会社のまとめ方だ。ただ、1つだけ、良い表現だなあ、と思ったのは、「リスキリングは“学び直し”と表現されるが、われわれは“学び足し”と表現していきたい。決して過去を否定するものではなく、新たなものを足していくのがあるべき姿」という部分である。
 リスキリングという言葉がきらいだった理由がよくわかった。変化の激しい時代だから新しいことを学ばなければ、ということで語られることの多かったリスキリングだが、今までの経験を活かすための、学び足しでなければ、意味がないだろう。もっとも、今までの経験の中で、今後も役立つ部分がどの程度あるのかは難しいところだが。

職場がつらい時の荒療法

 「職場がつらい」と思ったときに試したいことという記事は、かなり過激な意見である。が、本当につらいと思った時には、このくらい過激なことがいいのかもしれない。
 私も、過去に(今も)職場がつらいと思うことは何度もある。もうだめだと思った時に、うまく夏季休暇とか冬期休暇とかがかさなり、仕事を辞めずにすんできた。そういう意味では、前職のメー0カー時代は、長期休暇といえば、9連休だったので、よかった。転職後は、そんな長期休暇を取れることは、ほとんどないが、年が年なので、つらくなったら辞めるつもりなので、これも何とかなってる。

採用面接:志望動機が答えられない応募者がいるとは・・・

 中途採用の1次面接をやっている。びっくりするほどレベルが低い応募者がいる。先日は、「なぜ当社に応募しましたか?」という質問に答えられない応募者がいた。
 いくらなんでも、こういう質問が来ることくらいわかっているだろう。もちろん応募者が準備してきている質問と思っているが、お約束なので、質問している。さすがに、この質問に対して準備してこない応募者は今まで会ったことがないので、本当に驚いた。新卒ならともかく、社会人経験10年以上で、これはないと思う。

若手が辞めていく組み込み技術

 10歳ほど年下の他社の組み込み技術者と話をした。自社で、若手の組み込み技術者を育てても、辞めていく、というのだ。まあ、若手技術者の立場でいうと、この時代に、C言語と、クロス開発環境での開発というのは、時代遅れなのだろう。技術者としても、一定の需要はあるものの、今からの成長分野とも思えない。
 なかなか、厳しい技術分野である。

採用面接は疲れる

 中小企業のマネージャーなので、中途採用の1次面接もやっている。1次面接でOKを出すと社長が2次面接で決定という手順である。1次面接で面接する人材は、本当に多種多様である。基本は、業務経験を重視するのだが、それ以前の人も多い。
 ビジネスに対する姿勢が全くなっていない人がいるのである。まあ、若手なら、社会経験もないので、仕方ないか、と思うが、社会経験10年以上の人でも、とんでもなく、甘い考え、ピント外れな受け答えをする。世の中をなめるんじゃないよ、と説教の1つもしたくなるが、当然、そんなことはしない。失礼のない程度に質問をして、早めに面接を切り上げる。