Interface 5月号の特集は「質実剛健 Rust言語 」。Rust言語に興味のある組み込み技術者も多いだろう。だが、Rust言語に関する参考書は少ないし、組み込みに関するものはもっと少ない。本誌の特集は、2部構成になっている。第1特集:C言語と比べて理解する、第2特集:マイコンで動くフル機能Rust。C言語で開発している組み込み技術者から見て、Rust言語に関して最も知りたいことが、この特集で学べるだろう。
カテゴリー: 組み込み技術
Verilog-HDLで28行のマイコン
HDLソースコードからオリジナルCPU「DL166」の内部動作を理解するという記事に、4ビットマイコンをVerilog-HDLで記述した例が掲載されている。たった28行なのだが、これでマイコンとして動くのである。4ビットマイコンで命令数が少ないことを考えても、簡潔である。この記事にあるように、Verilog-HDLを知らなくても内容は理解できるはずである。興味があれば、是非とも見ることをお勧めする。
トランジスタ4月号の特集は「世界のマイコン探偵団」:世の中にはいろんなマイコンがあるものだ
トランジスタ技術4月号の特集は「世界のマイコン探偵団」。中華マイコンで入手しやすいものが紹介されている。なつかしのマイコン8051の拡張命令セット版とかの、へ~こんなものが、というマイコン。定番のWi-FiマイコンESP32のいろいろ。日本製としては、SONYのSpresense、ルネサスのラズパイっぽいボードなど。別冊付録は「
新定番PICマイコン PIC16F18857入門」。マイコンずくしである。
技術がどうのこうの、というよりは、世の中にあるいろんなマイコンのバリエーションを楽しめる人向き。
5G基地局にラズパイを応用
英ボーダフォンが「ラズパイ」載せた5G基地局を展示、Open RANに準拠という記事は、本当に驚いた。いくらラズパイが高性能だからといって、5Gの基地局に対応できるなんて。まあ、実際には、基地局ハードウエアの一部にRaspberry Pi Compute Module 4基板を使った、ということのようだが。それにしても、信頼性が要求される基地局に使えるというのは、驚きである。
トランジスタ技術3月号の特集は「そろそろやるか! ラズパイガチ製作」:SF小説が付録に!
トランジスタ技術3月号の特集は、「そろそろやるか! ラズパイガチ製作」。ありきたりな製作記事ではなく、ICの故障・真贋チェッカや2D磁気ビュー・カメラなど、何だ?と思わせるような製作記事が、さすがに本誌である。
付録は、何とSF小説。「トランジスタ技術の圧縮」と、その続編「続 トランジスタ技術の圧縮―新たなる旅立ち」。後者は、この付録が初出である。かつて、広告で分厚かったトランジスタ技術を本棚に収納するのに、広告を切り取って収納していた。その頃の話を題材にしたSFである。かつての私も、やっていた。今では、広告も少なくなり、そのまま本棚に入れているが・・・。
CとC++は違うよなあ、確かに
C/C++からの移行を促すNSAのガイダンス、C++生みの親Stroustrup氏が見解表明という記事の中で、「CとC++を同類視してC/C++と表現している」「多くの人は『C/C++』という架空の言語の話題を持ち出し、C言語側の弱点にばかりスポットを当てて話を進める。」というStroustrup氏の発言があった。確かに、CとC++を同じようにくくるのはよくない。C++がCから派生した言語であることは確かだろうが、今や全く違う言語体系になっている。
MicroPythonをどこで使うか?
前回、Interface誌の特集に関する感想を書いた。MicroPythonの特集である。技術的には面白い。でも、どこで使うんだろう?という疑問が出てきた。少なくとも製品には使えないだろう。となると、ちょっとした計測などで使うことになるが、その場合、ラズパイという選択肢がある。ラズパイなら、MicroPythonではなく、Pythonが使える。なにせLinuxだから。開発環境も、こちらの方がいい。価格も、それほど高くない。周辺機器も豊富だ。
Interface 3月号の特集は「マイコン試作&学習 MicroPython教科書」:その通りの特集記事
Interface 3月号の特集は、マイコン試作&学習 MicroPython教科書。MicroPythonは組み込み向けに作られたPythonのサブセットである。サブセットといいながら、組み込みで使うには十分な仕様である。
製品開発には、組み込みでは、今でもC言語が主流だろう。でも、ちょっとした実験とかで、C言語で書いて、デバッガでデバッグして、というのは、面倒だ。そんな時は、インタプリタであるPythonでちょっと動かしたいというのは、よくあることだ。
そんな時には、本特集が役に立つだろう。
トランジスタ技術2月号の特集は700号記念第2弾】世界が広がる!プリント基板作りのススメ」:現役技術者にも役に立つであろう技術記事と、昔からの愛読者が思い出に浸れる広告プレイバック記事
トランジスタ技術2月号の特集は、「【700号記念第2弾】世界が広がる!プリント基板作りのススメ」。プリント基板特集では、CADやガーバーなどの、ツール寄りの話になりがちであるが、今回の特集は、実際の配線テクニックが解説されているので、プロの技術者にも参考になる。
別冊付録1の保存版 オシロとプローブ 正しい波形の測り方は、オシロスコープの使い方を簡潔に学べる。この手のことは、意外にOJTでしか学べないので、間違った使い方をしている技術者も多い。
昔からの愛読者にとって、最も興味深かったのは、トランジスタ技術 広告プレイバックだ。トランジスタ技術といえば、豊富な広告である。広告も1つの情報入手手段だった。なつかしい広告が再掲されていて、面白い。そういえば、こんな会社があったなあ、という思い出に浸ってしまった。
Interface 2月号の特集は「Linux開発&デバッグ術50:デバッグにフォーカスしているところが本誌らしい
Interface 2月号の特集は「Linux開発&デバッグ術50」。デバッグ術にフォーカスしているところが、本誌らしい。組み込みでは、デバッグ術が重要だからだ。組み込みLinuxの経験者は、それほど多くないので、こうした経験者の手法を勉強できるのは有益だろう。
2月号定番の別冊付録のInterfaceコンピュータ手帳も便利だ。