前回、今でも現場ではRS485などのシリアル通信が使われているということを書いた。ところが、そのシリアル通信の技術をきっちり理解するための教科書がない。LANが普及する前は、シリアル通信が組み込み機器の中心だったので、いろんな本が出ていたのだが、今では絶滅である。Interface誌とかトランジスタ技術誌とかでも、AIの特集はあっても、今さらシリアル通信の特集はしないだろう。
でも、当然、シリアル通信がレガシー技術だからと言って、簡単な技術であるわけはない。
月別: 2025年8月
今でも現役のRS485
前回、ネットワークではなく、1対1の通信の場合、今でもRS232Cのようなレガシーな通信が使われているということを書いた。
実際には、1対1でもLANを使う場合が増えている。だが、その場合に問題になるのが通信距離である。LANなので、最大距離が100mになる。これが1kmとかの距離になれば、光に変換して光ファイバーで接続するこいうことになる。
ところが、組み込み機器の場合、200mとかの距離になることが結構ある。まあ、それでも光を使えばいいのだが、ちょっと大げさだ。間にHUBを入れるという解決方法もあるが、HUBを入れるための電源が確保できないことも多い。
そんなとき、LANではなく、RS485を使っていれば、200mくらい簡単に通信できるので、この程度の通信距離が必要になることが多いが、通信速度がそんなに必要のない用途だと、今でもRS485が使われる。
RS485は、本当に古い通信方式なのだが、本当に優秀である。
今でも現役のRS232C
前回、Interface10月号の特集記事「Pythonで1行ずつ学ぶネットワーク」を紹介した。組み込み技術においても、ネットワークの重要性は増すばかりである。だが、一方で、ネットワークとしては使わないが、機器との通信が必要な場合がある。そんな用途では、今でもRS232CとかRS485といったレガシーな通信が使われている。大抵の場合、そういう機器は、機器ごとにキャラクターベースのコマンド体系が決まっていて、それで通信することが多い。デファクトとまではいかないが、Modbusという通信方式が使われる場合もある。今でもRS-232CのModbus RTU/ASCIIをModbus TCPに相互変換するゲートウェイ SI-232MBなどという新製品が出るくらいだ。
Interface10月号の特集は「Pythonで1行ずつ学ぶネットワーク」:幅広くネットワーク技術を学べる特集
Interface10月号の特集は「Pythonで1行ずつ学ぶネットワーク」。本誌のイントロダクションで述べられているように、ネットワークの重要性は増すばかりである。ネットワークを学ぶためにC言語を使うのはなかなかハードルが高い。必要なプログラミングのレベルが高いからだ。そういう意味では、本誌のようにPYTHONで学ぶというのは、ネットワークを学ぶためには効率的だろう。まったくのPYTHONの初心者では難しいが、C言語による入門よりは、かなりハードルが低い。
第1部では、TCP、UDPという基本中の基本が学べる。さらに、組み込み技術者として重要なIoTでよく使われるプロトコルとして、MQTTが第2部、Matterが第4部で紹介される。ネットワークでは、実際に流れているパケットをキャプチャし解析することが重要だが、そのためのデファクトツールである Wiresharkについても紹介されている。
ハードウエアに興味がある技術者にとっては、第3部の10BASE-T1S技術の解説は興味深いだろう。
夏バテがひどい
本日、月曜日の出勤がつらい。40年以上サラリーマンをやっていて、月曜日の出社のつらさには慣れているはずなのに、今日の出社は、かなりつらかった。今年の異常な暑さで完全にばててしまっている。
日本語版ウイザードリィを購入した
レトロゲームの話である。ウイザードリィというRPGゲームがある。かなり前のゲームなので、新品版はなく中古品を買うしかない。その中でも、日本語版のウイザードリィ8は、とんでもない高額になっていて、とても手が出ないものになっていた。
ところが、この日本語版ウイザードリィの6、7、8をパックにした製品が出ていることを、つい最近知った。ウィザードリィ レガシィだ。まあ、これでも2万円弱の製品なので高額だが、3本分と思えば、手が出る。英語版だと、Steamあたりで本当に安く手に貼るのだが、ウイザードリーの6、7、8は、結構、文章が多いので、英語版は少しつらい。思わず購入してしまった。
ルールはどうすれば変えられるか?
ルール遵守が手段から目的化してしまった工場というのは、よくある話である。事例は異なるものの、手段が目的に代わってしまうパターンで多いのがルール遵守であろう。
ルールは重要だ。特に、忙しい中、やりたくないが重要なことをルール化して徹底することで、コンプライアンス違反とか、品質問題とかを回避できる可能性がある。でも、ルールは絶対ではない。なぜなら外的状況が変わるからだ。そんなとき、新しい外的状況に対応すべく、ルールを変える必要がある。
さて、問題は、どうすれば、ルールは変えられるか、ということになる。なぜ、そのルールを作ったのかという背景がわからないとルールは変更できない。だが、そのルールを作った時には、その背景を理解している人が作っているので、ルールの中にその背景を文書化していない場合が多い。というか、文書化が必要であることすらわからない場合が多い。そして時間がたち、そのルールを制定した人がいなくなって、ルールが独り歩きするのだろう。
ゲームブック「バルサスの要塞」やった
以前のブログで、ゲームブックの再販を購入したという話を書いた。火吹山の魔法使いは、購入して早々に攻略した。2冊目として、バルサスの要塞を約1か月かかって、4巡目で攻略できた。
PCゲーム好きなのだが、マウスを使いすぎると肩がいたいし、ディスプレイを見るのもつらいので、こうした、鉛筆とダイス、そして本で息抜きができるのは面白い。
レトロゲームの本:懐かしい
私は、かなり初期のPCユーザーである。国民機といわれたPC98シリーズも、PC9801Eというかなり初期のものを持っていた。拡張スロットに、マウスI/Fを入れないとマウスが使えないという時代だった。
そのPC98で何をしていたかというと、1つはプログラミングだ。もう1つはゲームである。海外製のアドベンチャーゲームの日本語翻訳版が出てきた頃である。甦る 至上のアドベンチャーゲーム大全 Vol.1という本を見つけて、思わず買ってしまった。なつかしいタイトルが並んでいる。ほとんどのゲームは、聞いたことがあるだけでやったことはないのだが、ウィザード・アンド・ザ・プリンセス、トランシルバニアなどは実際に遊んだことがある。この頃のアドベンチャーゲームは、コマンド入力という方式で、ミルとかtトルとかのコマンドを入力するのだ。そして、その入力が、ローマ字入力ではなく、カナ入力だったので、カナ入力を覚えてしまった。今では全くできないが。
消防設備士試験:法規が難したかった
先日、消防設備士試験を受けに行った。会社で非常放送設備の更新を実施する。会社には消防設備士資格者がいるので、私が取得する必要はないのだが、何かの時のために、あった方がいいかもという程度のことで受験することにした。
受験動機としては、少し弱いので、受験勉強も進まなかった。実際に受験して驚いたのは、法規の問題が難しかったことだ。今までいくつかの資格試験を受験してきたが、法規は、基本さえ理解していれば何とかなることが多かったのだが、今回は違った。もととも消防法関係は、ややこしいので、正確に理解覚えておかないと解けない問題であった。