ロセアンナ:刑事マルティン・ベックの第1作の新しい翻訳

 刑事マルティン・ベックシリーズは、スウェーデンの作家による刑事物である。以前出ていた翻訳は、英語版からの翻訳だったが、これはスウェーデン語からの翻訳ということであり、全10作が順次、翻訳されるらしい。
 本作品は、その第1作なのだが、原作はなんと1965年の作品である。もちろん、アガサクリスティの作品のように、作品そのものは古くても、内容が古くならない作品もある。しかし、名探偵モノとは異なり、刑事物ははやりどうしても、時代の影響を受けてしまう。さすがに、1965年というのは古すぎる。

 

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