プガジャの時代:大阪のある時代を思い出させる

 プガジャというのは、70年代から80年代にかけて、大阪で発行されていた情報誌の名前である。その当時、ちょうど私は社会人数年目までを大阪で暮らしていた。当時、情報誌としては、エルマガというのもあった。大学の生協には、プガジャもエルマガも平積みにされていた。
 私自身は、プガジャよりもエルマガ派であったので、プガジャそのものを購入したことはほとんどない。しかし、この本の魅力は、プガジャそのものを語るとともに、その時代の大阪のある部分を語っているところにある。70年代から80年代にかけて、若い時代を大阪で過ごしたことのある人にとって、懐かしさを感じる本でもある。

 

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