大企業を定年になって、中小企業に転職してから、約1年。それでも、定年本は気になって読んでいる。こんどは、10年以内に、再び定年になるだろうからだ。
ある程度、著名な著者でないと、本は売れない。でも、定年本の実用性から言うと、そういう著者の本は役に立たない。定年後も仕事があり、金銭的にも余裕があり、健康な人がほとんどだからだ。
この本も、サラリーマン時代、理事までつとめ、今でも仕事をしている人の本なのだが、それでも普通のサラリーマンに近い感覚がある。自分の定年のあたりを考えても、何となく親近感がある。サラリーマンの先輩の話として、参考になる点も多い。
月別: 2020年1月
清張地獄八景:みうらじゅんの独壇場
ボーイング747を創った男たち:ちょっと迫力に欠ける
YS-11の本は、面白かった。旅客機の開発物語は、面白いなあ、と思って本書を読んでみたのだが、それほど面白くはなかった。商業的には、B747の方が圧倒的なのだが、なんとなく迫力に欠けるのである。