ミニシリーズでTVドラマ化され、子供たちの姿が印象的であった。
その番組を見て、久しぶりに再読した。クラークの数多い作品の中でも最高傑作であろう。これ以外に、何も言うことはない。
月別: 2018年6月
バルタン星人を知っていますか?:ウルトラマンでバルタン星人のエピソードの監督だった飯島監督の自伝
へ~、TVドラマって、こんな風に作られていたんだ、特撮って、こんなに大変なんだ・・・。この手のことに知識のない私には、びっくりの話ばかりである。
ウルトラQ、ウルトラマン、ウルトラセブン、そして泣いてたまるかのエピソードは、子供の頃にリアルタイムで見てきた人間には興味深い。どんな分野でも草創期というのは、熱気があるものである。本書でも、TVドラマ、特撮ドラマの草創期の熱気が感じられる。
海底牧場:珍しい海洋SF
クジラを放牧する海底牧場を舞台としたSF。魚資源の枯渇が心配される中、海の中での放牧というのは、現実の世界でも考えるべき内容のように思える。
小説としては、クラークらしく淡々と進む。SFとしては、物足りない部分もあるが、海底牧場という設定だけで読ませてくれる。