前作は一気の読んでしまった。本作も一気に読んでしまった。
前作で出てきた登場人物が、本作でも重要な役割を果たす。
前作では、謎解きが主で、途中から暴力的になってくる。本作は、最初から暴力的だ。
ミステリといえども、暴力シーンの多い作品は、あまり好きではないのだが、本作は、登場人物の特異な人生に引きつけられて、読み進めてしまう。
前作は一気の読んでしまった。本作も一気に読んでしまった。
前作で出てきた登場人物が、本作でも重要な役割を果たす。
前作では、謎解きが主で、途中から暴力的になってくる。本作は、最初から暴力的だ。
ミステリといえども、暴力シーンの多い作品は、あまり好きではないのだが、本作は、登場人物の特異な人生に引きつけられて、読み進めてしまう。
途中で面白くなくなっては、盛り返してくれた検屍官シリーズであったが、本作でも、やはり同じようなシチュエーションが続き、ちょっと飽きがきてしまった。シリーズは、まだまだ続いているので、面白い作品が残ってはいるのだろうが、シリーズとして読み続けるには、作者の好きなシチュエーションに合致しないといけないのだろうなあ、と思う。
ドラゴン・タトゥーの女という副題が何となくピンとこなくて、今まで放置していた話題作。読んでみると、さすがに評判になるだけのことはある内容だ。
謎には、あまりひねりはないが、警察ではないジャーナリストが真相を追いかけるという部分で、制約のある中での捜索というストーリー展開、日本ではいないだろうなあと思うような個性的な人たち。こうしたディテールで読ませてくれるミステリーである。
少しマンネリ気味だったシリーズも前作が面白かったので、また手を出してしまった。事件よりも、主人公を追い落とす工作のような部分がストーリーの半分をしめていて、興味を持てない展開だ。謎解きの方は、後半に一気に展開するのだが、スピード感というよりは、唐突感がある。このまま、シリーズを読み続けるかどうかは、次作で決めようかな、と思っている。
このシリーズも、そろそろマンネリかな、と思っていたら、今度はいきなり放火事件だ。放火事件の捜査が、過去の事件と交差する。新しい事件が、古い事件と交差し、主人公に危機が迫るというのは、いつものパターンだが、放火事件という今までにない事件を持ってきたところが、読ませてくれる。
前作で、少しパワーダウンしたかな、と思っていたら、本作はよかった。かなり意外な展開で読ませてくれる。謎解きは、ちょっと唐突だが。
CSIなどのドラマで有名な、指紋検索のAFISは、本作が出版されたころに出てきたんだ、というのは、余計な感想です。
スティーヴン・キングのミステリーというだけで、面白いに決まっている。そして、その期待がそむかれることはない。
退職した刑事が、未解決の事件を追う。追われる方も、最初から登場する。そこに、からんでくる人々。なんとなく、展開が見えてしまう部分もあるのだが、さすがに、そういう部分があっても、緊迫感はなくならない。
連続殺人鬼ゴールトとの死闘に、ついに決着がつく。3巻に渡って繰り広げられた警察との死闘は、ゴールト3部作とでも呼べるほどの、迫力に満ちた話だ。
ハードボイルドな迫力ではなく、常に自分達を監視し、1歩先を行っている犯人がが迫ってくる恐怖の迫力である。
シリーズ第4弾。読んでいるうちに、主人公の恋人が爆破事件に巻き込まれて死んだという話が出てくる。エッ?シリーズを読み飛ばしてしまったのか?と思ったのだがそうではない。3巻と4巻の間に起きた事件だったようだ。ふつうは、こういう事件は小説の中で中心的に扱われるだろうと思ったのだが、このシリーズでは、そうではないようだ。
あくまで中心は事件であり、事件と事件の間に起きた主人公たちのできごとは、背景でしかない。
それにしても、今回の事件の設定は素晴らしい。死刑執行後に起きた殺人事件で、この死刑囚の指紋が検出される。なんとまあ、である。どう解決するのか、と思ったら、うまくまとめている。さすがの手腕である。
コーク・オコナーシリーズの第7作目。シリーズ最高傑作という評判らしい。確かに、このシリーズで存在感のあるまじない師メルーの過去の話とか、ひきつけられる内容は多い。でも、このシリーズの特徴の1つである緊迫感が感じられない。私は、前作の方が好きだ。でも、次作が翻訳されれば、きっと読むだろう。