ミレニアム1:確かに評判になるだけの作品だ

 ドラゴン・タトゥーの女という副題が何となくピンとこなくて、今まで放置していた話題作。読んでみると、さすがに評判になるだけのことはある内容だ。
 謎には、あまりひねりはないが、警察ではないジャーナリストが真相を追いかけるという部分で、制約のある中での捜索というストーリー展開、日本ではいないだろうなあと思うような個性的な人たち。こうしたディテールで読ませてくれるミステリーである。

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