細胞の中の分子生物学:ちょっと難しいが遺伝子、ゲノム、DNA、タンパク質、細胞、細胞内小器官へのつながりがよく理解できる

 ブルーバックスの中では、少し難しい部類に入る本だが、遺伝子、ゲノム、DNA、タンパク質、細胞、細胞内小器官と順に説明されていて、生物がどのように構成されているかを構造的に理解できる。難しい話は、全てコラムになっていて、その部分は理解できなくても次へ読み進むことができるのも、親切である。本の構成も構造的である。